明るい部分を合成する
もうひとつの切り抜きグラスは、明るい光沢や映り込み用です。濃いエッジ部分と合わせることによって、透明グラスを表現することができます。明るい部分を合成しましょう。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ グラス : スクリーン ] を表示して選択します。
描画モードに、[ スクリーン ] を選択します。
すると、[ 切り抜きグラス ] の光沢や映り込みの明るい部分だけが合成されます。
[ レイヤー ] パネルで、[ グラス : スクリーン ] ベクトルマスクサムネールを選択します。
[ 属性 (プロパティ) ] パネルで、[ マスク ] をクリックし、[ 濃度 ] に [ 75% ] を入力します。
グラスの開口部の不透明度が調整できました。
乗算とスクリーンの特性!
描画モード [ 乗算 ] は、基本色と合成色のカラー情報を乗算した結果色を表示します。中性色がホワイトなので、結果色が基本色より明るくなる、または、淡くなることはありません。
描画モード [ スクリーン ] は、基本色と合成色のカラー情報を反転し、それを乗算した結果色を表示します。中性色がブラックなので、結果色が基本色より暗くなる、または、濃くなることはありません。この2つの描画モードは、まったく相反する特性を持っています。
フリーのグラフィックデザイナーです。カタログ、ポスター、パッケージなど様々な分野に携わってきました。