【テクスチャ】ゼロからつくる!筋入りクラフト紙

【テクスチャ】ゼロからつくる!筋入りクラフト紙

【Photoshop講座】筋入りクラフト紙とは、封筒や洋裁の型紙などに使用される、細かい縞模様が入ったクラフト紙の一種です。ハトロン紙とも呼ばれています。表面に紙のたわみを付け、繊細でレトロな風合いを再現してみましょう。


本物よりもそれらしく!
特に用紙系の写真素材は、繊細な風合いが足りずフラットな印象になりがちです。そして、背景画像として用いることが多いため、その色調を調整するのにも手間がかかります。
ゼロからつくるテクスチャの利点は、色と風合いが自由に調整できることです。目的を見据えた誇張した表現で、本物よりもそれらしく見せるテクニックを身に付けましょう。

何もない状態からクラフト紙を描く

こらから行う操作は、Photoshop の機能だけを使って、何もない状態からクラフト紙を描く方法です。といっても、フリーハンドで描くような操作は一切ありません。ステップ・バイ・ステップ方式で、手順どおりに操作すれば、誰でも「筋入りクラフト紙」が作成できます。
ベースカラーを設定 → 何もない状態からクラフト紙を描く

ベースを作成する

クラフト紙の色は、パルプ原料から漂白されていない自然な薄茶色です。明るすぎて暗すぎてもダメ。赤っぽくなったり青っぽくなったり、この微妙な調合には苦戦を強いられますが、色だけでそれっぽく見せることができれば、テクスチャの半分は出来たも同然です。
[ファイル] メニューから、[新規] を選択します。[新規ドキュメント] ダイアログで、[幅] に「1280」pixel、[高さ] に「720」pixel、[解像度] に「300」pixel/inch、[カラーモード] に「RGB カラー」、[8 bit] を設定して、[作成] をクリックします。
[新規ドキュメント] ダイアログを設定

[新規ドキュメント] ダイアログを設定
新規ドキュメントを作成します。
新規ドキュメントを作成

新規ドキュメントを作成
[レイヤー] パネルで、[塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成] をクリックし、メニューから [べた塗り] を選択し、[べた塗り 1] を作成します。
[べた塗り 1] を作成

[べた塗り 1] を作成
[カラーピッカー] ダイアログで、[H : 37 / S : 49 / B : 65] を設定して、[OK] をクリックします。
[カラーピッカー] ダイアログを設定

[カラーピッカー] ダイアログを設定
クラフトペーパーやダンボールのような色で塗つぶせました。
ベースカラーを塗りつぶす

ベースカラーを塗りつぶす
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粒子の設定

[レイヤー] パネルで、[新規レイヤーを作成] をクリックし、[レイヤー 1] を作成します。
[新規レイヤーを作成] をクリック

[新規レイヤーを作成] をクリック
[編集] メニューから、[塗りつぶし] を選択します。[塗りつぶし] ダイアログで、[内容] に [50% グレー] を選択して、[OK]をクリックします。
[塗りつぶし] ダイアログを設定

[塗りつぶし] ダイアログを設定
[フィルター] メニューから、[スマートフィルター用に変換] を選択して適用します。
スマートオブジェクトを確認

スマートオブジェクトを確認
スマートオブジェクトとは?
[スマートフィルター用に変換] を適用すると、[背景] やレイヤーが「スマートオブジェクト」に変換されます。スマートオブジェクトにすることで、フィルター適用後の画像が再編集できます。
警告アラート

警告アラート
[背景]に適用すると、レイヤー名が[レイヤー 0]に変更され、[背景]では設定できなかった[描画モード]や[不透明度]、[位置をロック]などが有効になります。
[フィルター] メニューから、[フィルターギャラリー] を選択します。[フィルターギャラリー] 操作パネルで、[アーティスティック] → [粒状フィルム] を選択します。
[粒状フィルム] を選択

[粒状フィルム] を選択
[粒状フィルム] ダイアログで、[粒子] に「4」、[領域のハイライト] に「0」、[密度] に「10」を入力して、[OK]をクリックします。
[粒状フィルム] ダイアログを設定

[粒状フィルム] ダイアログを設定
粒子の強さを設定!
[粒状フィルム] は、対象画像の明るさに対して、[粒子] を適用します。適用範囲を [領域のハイライト] で調整し、[密度] で境界線の滑らかさを調整します。
作例では、明るさが均一なべた塗り画像に適用しているので、効果の強さを調整する [粒子] のみが有効です。[領域のハイライト]、[密度] の設定値を変えても変化しません。
[レイヤー] パネルで、描画モードに [オーバーレイ] を選択します。
描画モードに [オーバーレイ] を選択

描画モードに [オーバーレイ] を選択
少しザラつきがあるクラフト紙のベースができました。
[粒状フィルム] を適用 (部分) → ベースの色と合成 (部分)
下のレイヤーがそのまま反映される!
描画モード [オーバーレイ] の中性色は「50% グレー」です。50% グレーの部分は、合成色として影響しないので、下のレイヤーの基本色がそのまま反映され、[粒状フィルム] の粒子のみが適用されます。
基本がわかる!描画モードの種類と特性
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