レイヤー系パネル
レイヤー系パネルとは、レイヤーやチャンネルを操作したり、調整や効果を追加するパネルです。たとえば、新規レイヤーを作成する場合、メニューバーからコマンドを設定することが基本です。しかし、このような使用頻度の高い作業は、直感的な操作で行う方が効率的です。
クリックで新規レイヤーを作成し、ドラッグでレイヤーの重ね順を変更する…このような一連の操作が、レイヤー系パネルで行えます。Photoshop の作業には欠かせないパネルの概要を知っておきましょう。
レイヤー
レイヤーに含まれる画像やレイヤーマスク、グループなどを視覚的に管理するパネルです。描画モードや不透明度の設定、各種ロック機能、レイヤースタイルや調整レイヤーなどを作成するメニューボタンが備わっています。
チャンネル
画像を構成しているカラーを、チャンネル別に表示するパネルです。たとえば、RGB カラーなら、レッド、グリーン、ブルーの3つのチャンネルを表示します。元画像に直接影響を与えない、アルファチャンネルを作成することもできます。
パス
作成したパスは [ パス ] パネルで管理します。パスを作成すると自動的に [ 作業用パス ] として保存されます。パスに名前を付けたり、複製やパスの編集、[ クリッピングパス ] への変更、選択範囲の作成などが行えます。
パネルの種類を憶えよう!
初期設定の画面では、3つのタブグループと、2つのアイコン化されたパネルが表示されています。その他の各種パネルは [ ウィンドウ ] メニューから、[ (パネル名) ] を選択すると表示され、アイコンパネルに追加されます。
しかし、機能とパネル名が結びつかないと、何を選択したらいいかわからないですよね。まずは、やりたいことの系統別に分類して、どんなパネルがあるのか見てみましょう。
フリーのグラフィックデザイナーです。カタログ、ポスター、パッケージなど様々な分野に携わってきました。