テキスト系パネル
フォントの設定や段落などの文字編集に関連したパネルです。基本的な設定は、文字ツールのオプションバーで行えますが、文字組みの美しさにこだわるなら、[ 文字 ] パネルや [ 段落 ] パネルは欠かせません。
文字
フォントの種類やサイズの変更、トラッキングやカーニングなど、文字に関するさまざまな書式設定をコントロールできるパネルです。選択した文字に対して、太字や斜体、下線などの効果の設定も行うことができます。
段落
段落の整列や両端揃え、インデントなど、段落に関するさまざまな書式設定をコントロールできるパネルです。日本語の段落に対して、特定の文字が行末、行頭にならないように設定する禁則処理も行うことができます。
段落スタイル
さまざまな段落のスタイルを設定、適用するパネルです。[ 段落スタイルオプション ] では、フォントやサイズ、色、行送りなどの文字属性と、行揃えやインデントなどの段落属性を、ひとつのスタイルとして保存できます。
文字スタイル
さまざまな文字のスタイルを設定、適用するパネルです。[ 文字スタイルオプション ] では、フォントやサイズ、色、行送りなどの文字属性をひとつのスタイルとして保存、スタイル名を選択して文字を入力すると適用されます。
字形
字形をサムネールで確認しながら入力できるパネルです。テキストレイヤーの編集時に、使用するフォントを選択し、表示されたサムネールをダブルクリックします。数式記号や特殊記号など、入力コードが難しいときに活躍します。
パネル表示から始める!
パネルは何らかの設定を行うものです。基本的な設定から一歩踏み出そうとすると、必ず詳細な設定は付きまとうものです。表示されていれば気付くこともあるとは思いますが、ほとんどのパネルは、初期設定のままでは表示されません。
たとえば、レイヤーマスクの編集が行える [ マスク ] パネルは、塗りつぶしまたは調整レイヤーの [ プロパティ ] パネルの下層に含まれているので、なかなかお目にかかれないパネルです。このパネルで、こんなことが簡単に設定できたのか…と思う前に、まず、一通りのパネルを、表示してみることから始めましょう!
フリーのグラフィックデザイナーです。カタログ、ポスター、パッケージなど様々な分野に携わってきました。