【Photoshop基本操作】人物写真の解像度アップには、ニューラルフィルターの [ スーパーズーム ] が威力を発揮します。元画像の劣化を抑えて、最大16倍まで拡大できます。通常の [ 画像解像度 ] と違うところは、機械学習テクノロジーを使用しているところです。ワンクリックで、驚くような仕上がりが期待できます。

これから行う操作は、小さい画像の解像度をアップする方法です。解像度アップには、ニューラルフィルターの [ スーパーズーム ] という機能を活用します。

スーパーズームを活用すれば、詳細なディテールを強調しながら、滑らかですっきりとしたアップサンプリングが行えます。アップサンプリング : 画像の解像度を上げる作業

スーパーズームは、最大16倍まで拡大できます。縦横比の16倍は、面積比に換算すると256倍です。変換前のサイズと変換後のサイズを比べてみれば、そのスゴさが実感できると思います。

しかし、スーパーズームと言えども、画質の劣化は顕著に現れます。アップサンプリングは、２倍、または４倍を基本としましょう。大きい倍率の処理には時間がかかります。

オリジナルデータから、４分の１に縮小した素材画像を開いて、スーパーズームを適用してみましょう。ここでは、JPEG 高画質で再保存したものを使用しています。

スーパーズームは、[ ニューラルフィルター ] というフィルターカテゴリでリリースされた AI フィルターのひとつです。バージョン 2021 以降