写真を絵画調に!ひび割れたテンペラ画風

写真を絵画調に!ひび割れたテンペラ画風【1】

【Photoshop講座】「テンペラ」とは、ルネッサンス期の壁画などに多く用いられた、 古典的な西洋絵画の技法です。 石膏を塗った板に、顔料と卵黄を混ぜ合わせて描くもので、 写実的で筆のタッチがあまり見られないのが特徴です。 テンペラ画の重厚な色調と、絵の具のひび割れ模様を演出してみましょう。


写真の生っぽさをなくす!
テンペラ画の特徴のひとつに、まるで写真かと思わせるような写実主義があります。タッチを無くし、ひたすら光と影を追求する姿勢は、現代の写真を目指していたとも言えます。優れた写真素材なら、そのままでも十分なのかも知れませんが、強いてあげるなら、写真の生っぽさを抑えることです。ディテールを崩しすぎないことが、古典的な絵画風を目指す上でのポイントだと思います。
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擬似的に引き起こす色かぶり
これから行う操作は、写真を絵画調に加工する方法です。テンペラ画の特徴は、写実的で重厚な色彩を用いることです。重厚な色彩は、使用される絵の具の特性から、黄みがかっていることがひとつの原因です。写真撮影で例えるなら「色かぶり」ですね。古い壁画っぽいひび割れの質感に目を奪われがちになると思いますが、擬似的に引き起こす色かぶりのテクニックに注目してください。
元画像→ひび割れたテンペラ画風
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【Photoshop講座】写真を絵画調に!ひび割れたテンペラ画風
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写実的な絵画タッチにする
1280 x 960 pixel の素材画像を開きます。
素材画像を開く
素材画像を開く
Photoshop のフィルター効果は、対象画像のピクセル数に大きく影響されるので、適切な大きさにリサイズしてください。
[レイヤー] パネルで、[背景] を [新規レイヤーを作成] にドラッグして、[背景 コピー] を作成します。[フィルター] メニューから、[スマートフィルター用に変換] を適用します。
[背景 コピー] を作成して [スマートフィルター用に変換] を適用
[背景 コピー] を作成して [スマートフィルター用に変換] を適用
スマートオブジェクトにすることで、適用後のフィルターが再編集できます。
[フィルター] メニューから、[フィルターギャラリー] を選択します。[テクスチャ] → [粒状] を選択します。
[フィルターギャラリー] 操作パネル
[フィルターギャラリー] 操作パネル
[粒子の種類] に [凝集] を選択します。[コントラスト] に「50」、[密度] に「50」を設定します。
[粒状] を設定
[粒状] を設定
[粒状] を適用することで、いろんな色を含む点描のような効果が生まれます。
[粒状] 適用後のプレビュー
[粒状] 適用後のプレビュー
[新しいエフェクトレイヤー] をクリックして、[粒状] を複製します。
[新しいエフェクトレイヤー] をクリック
[新しいエフェクトレイヤー] をクリック
[アーティスティック] → [ドライブラシ] を選択します。[ブラシサイズ] に「0」、[ブラシの細かさ] に「8」、[テクスチャ] に「1」を設定します。[粒状] と [ドライブラシ] が設定できたら、[OK] をクリックします。
[ドライブラシ] を設定
[ドライブラシ] を設定
[ドライブラシ] を適用することで、粗いランダムなタッチを作り出し、効果の無機質感を緩和させます。
写実的な絵画タッチに加工できました。
[粒状] と [ドライブラシ] を適用
[粒状] と [ドライブラシ] を適用
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