小さな模様を重ねる
作成したひび割れ模様を重ね合わせ、フィルターの設定値を変えることで不規則性を出します。スマートオブジェクトに変換しておくと、フィルターの適用後も編集ができるので、このような作業では大幅な効率化が図れます。

[レイヤー] パネルで、[グループ 1] を閉じます。
[グループ 1] を [新規レイヤーを作成] にドラッグします。
[グループ 1 コピー] が作成されたことを確認します。
![グループを閉じる → [新規レイヤーを作成] にドラッグ](https://psgips.net/wp-content/uploads/2015/05/tpe1_4_01.png)
[グループ 1 コピー] を開きます。
[点描] をダブルクリックして、[点描] ダイアログを表示します。
![[点描] をダブルクリック](https://psgips.net/wp-content/uploads/2015/05/tpe1_4_02.png)
[点描] をダブルクリック
模様を小さくする設定
[点描] ダイアログで、[セルの大きさ] に「20」を入力します。
[OK] をクリックします。
![[点描] ダイアログを設定](https://psgips.net/wp-content/uploads/2015/05/tpe1_4_03.png)
[点描] ダイアログを設定
設定値を半分に!
[点描] の設定値を「40」から「20」に変更することで、1/2 の大きさのひび割れ模様を作成することができます。
[レイヤー] パネルで、[不透明度] に「50%」を入力して、小さなひび割れ模様のトーンを弱めておきます。
![[不透明度] に「50%」を設定](https://psgips.net/wp-content/uploads/2015/05/tpe1_4_04.png)
[不透明度] に「50%」を設定
複製した大きなひび割れ模様が小さくなりました。
![[点描 : 40] を適用 → [点描 : 40] + [点描 : 20] を適用](https://psgips.net/wp-content/uploads/2015/05/tpe1_4_05.png)

小さなひび割れ模様を合成
同じ模様でいいの?
ひび割れ模様の大きさに規則性はありません。しかし、これは演出上の効果であって、誇張した表現なのです。それっぽく見えればいいし、何よりも効率的でなければなりません。
作成したひび割れ模様のベースになっている [点描] の設定値を小さくすれば、目の細かいひび割れ模様が簡単に作り出せます。