【スマートオブジェクト】ひとつの修正ですべてのファイルを更新する方法【コンテンツを置き換え】

【スマートオブジェクト】ひとつの修正ですべてのファイルを更新する方法【コンテンツを置き換え】

【Photoshop基本操作】たとえば、ロゴタイプやシンボルマークなどは、複数のファイルに共通して配置されるものなので、その内容が変更されたら、ひとつずつ修正するのは大変面倒な作業となります。そんなときは、配置したひとつのコンテンツを書き出して、内容を修正したものに一括して置き換えましょう。


修正を想定してつくる!
「これ、修正入るかも?」と想定できるコンテンツは、あらかじめ「スマートオブジェクト」に変換しておきましょう。複数のコンテンツにドラッグ&ドロップして配置しておくと、それらが共通コンテンツとして、ひとつの修正ですべてのファイルを更新することができます。共通コンテンツは、個別に拡大・縮小や効果を加えても、それらを維持しながら最新のものに置き換えることができます。
共通コンテンツを一括して編集する方法
これから行う操作は、共通コンテンツとして別のファイルに保存したものを、ひとつの修正で一括して編集する方法です。[配置]コマンドや[ペースト形式]の[スマートオブジェクト]では、[コンテンツを書き出し]で内容を編集し、[コンテンツを置き換え]で、すべての保存ファイルに反映させることができます。
書き出したファイルに修正を加える→共通コンテンツを一括して置き換える
修正用のファイルを書き出す
素材画像をダウンロードして開きます。素材画像は、[幅:640 pixel]、[高さ:425 pixel]、[解像度:72 pixel/inch]、[カラーモード:RGB カラー]を使用しています。※PSD 形式(低解像度)
素材画像を開く
素材画像を開く
[レイヤー]パネルで、共通コンテンツのスマートオブジェクトを選択します。
共通コンテンツのスマートオブジェクトを選択
共通コンテンツのスマートオブジェクトを選択
スマートオブジェクトとは?
スマートオブジェクトとは、元画像を保持しながら非破壊編集が行える機能です。対象のピクセルレイヤーやベクトルレイヤー、グループを選択し、[レイヤー]メニューから、[スマートオブジェクト]→[スマートオブジェクトに変換]を選択します。
スマートオブジェクトを確認
スマートオブジェクトを確認
作例では、Illustrator で作成したアートワークを Photoshop のドキュメントへ配置したものを、共通コンテンツとしています。[ファイル]メニューから、[埋め込みを配置]を選択し、Illustrator 形式のファイルを選択して、[配置]をクリックします。すると、自動的にスマートオブジェクトに変換されたレイヤーが作成されます。
[レイヤー]メニューから、[スマートオブジェクト]→[コンテンツを書き出し]を選択します。[保存]ダイアログで、[名前]に任意の名前を入力します。
[保存先]を選択します。
[保存]をクリックします。
[保存]をクリック
[保存]をクリック
メニューが選択できない?
[コンテンツを書き出し]は、選択したレイヤーがスマートオブジェクトでなければ行えません。共通コンテンツにしたい対象のレイヤーが、シェイプレイヤー、またはピクセルレイヤーの場合は、[レイヤー]メニューから、[スマートオブジェクト]→[スマートオブジェクトに変換]を選択します。
バージョン CS 6 以前では、Illustrator 形式で書き出す場合、["ai"を使用]をクリックします。
CS6では["ai"を使用]をクリック
CS6では["ai"を使用]をクリック
標準拡張子PDFとは?
PDF(ピーディーエフ)とは、コンピュータ間でファイルを電子的に配布するための、ISO により標準化された保存形式です。Photoshop で作成したドキュメントも、[Photoshop PDF]として保存できます。[コンテンツを書き出し]に選択したスマートオブジェクトがビットマップ画像の場合は、[名前]の拡張子に、JPEG 形式や PSD 形式などのファイルフォーマットを自動的に判断して表示します。
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書き出したファイルを修正する
書き出したファイルを、対応するアプリケーションで開きます。作例では、Illustrator を起動して、書き出したファイルを開いています。
Illustrator 形式のファイルを開く
Illustrator 形式のファイルを開く
PDFが変更されています?
Illustrator 形式で書き出したファイルを開くと、[PDF が変更されています。]というアラートが表示されます。アラートで、[変更を破棄して Illustrator 編集機能を保持する]を選択して、[OK]をクリックします。これは、共通コンテンツを修正するアプリケーションに Illustrator を選択したため、Photoshop から Illustrator へ、ファイルフォーマットが変換されていることを示しています。
[変更を破棄して Illustrator 編集機能を保持する]を選択
[変更を破棄して Illustrator 編集機能を保持する]を選択
共通コンテンツに修正を行い、ファイルを保存(上書き)します。作例では、ロゴタイプにカラーを設定しました。
共通コンテンツを修正する
共通コンテンツを修正する
PSDならPhotoshopで開く!
書き出したファイルが PSD 形式の場合は、Photoshop で修正を加えます。ビットマップ画像に限らず、ベクトル画像であるシェイプレイヤーも PSD 形式が自動設定されます。PSD 形式でも同様に、[コンテンツを置き換え]を使用できます。
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複数のファイルでコンテンツを置き換える
共通コンテンツを含むドキュメントを開きます。
ドキュメントを開く
ドキュメントを開く
対象は共通コンテンツ!
作例では、[コンテンツを書き出し]に使用したドキュメントを開いていますが、[コンテンツを置き換え]に使用するドキュメントは、共通コンテンツを含む他のドキュメントでもかまいません。
[レイヤー]パネルで、共通コンテンツのスマートオブジェクトを選択します。
共通コンテンツのスマートオブジェクトを選択
共通コンテンツのスマートオブジェクトを選択
[レイヤー]メニューから、[スマートオブジェクト]→[コンテンツを置き換え]を選択します。[配置]ダイアログで、修正した共通コンテンツのファイルを選択します。
[配置]をクリックします。
修正した共通コンテンツを選択
修正した共通コンテンツを選択
Illustrator 形式や PDF 形式のファイルを配置する場合は、[PDF を配置]ダイアログが表示されます。[オプション]の[トリミング]に[バウンディングボックス]を選択します。
[OK]をクリックします。
[OK]をクリック
[OK]をクリック
共通コンテンツが修正したものに置き換えられました。
共通コンテンツを含むドキュメント→[コンテンツを置き換え]を適用
同じ要領で、他の共通コンテンツに[コンテンツを置き換え]を適用します。共通コンテンツを一括して編集することができました。
共通コンテンツを含むドキュメント→[コンテンツを置き換え]を適用
バッチ処理も可能!
対象のファイルが大量にある場合は、STEP 3のドキュメントを開いてから[アクション]を適用し、バッチ処理でフォルダごと置き換えることもできます。共通コンテンツなら、個別に拡大・縮小や効果を加えても、それらを維持しながら最新のものに置き換えることができます。

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