【色調補正】特定の色だけ残してモノクロにする方法【色域指定】

【色調補正】特定の色だけを残してモノクロにする方法【色域指定】

3つのパートカラーをつくろう!

プリセットを利用する方法   2種類の色系統から指定する方法   任意の色域を指定する方法

2種類の色系統から指定する方法

これから行う操作は、プリセットから2種類の色系統を選び、それぞれの抽出結果を合成して、パートカラーを作成する方法です。同系色の模様が入り交じったものや、色系統の中間色を指定したい場合に用います。鮮やかな青い花だけを残して、他の領域をモノクロ化しましょう。
元画像→パートカラーを作成

ひとつめの色域を指定する

素材画像を開きます。素材画像は、[幅 : 2000 pixel]、[高さ : 1333 pixel]、 [解像度 : 72 pixel/inch]、[モード : RGB カラー] を使用しています。
素材画像を開く
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photo by Pezibear
[選択範囲] メニューから、[色域指定] を選択します。[色域指定] ダイアログで、[選択] に [シアン系] を選択します。
[階調の反転] にチェックマークを入れ、[OK] をクリックします。
[シアン系] を選択して [階調の反転] をオン
[シアン系] を選択して [階調の反転] をオン
選択した色の系統以外の領域に、選択範囲が作成されたことを確認します。
選択範囲が作成されたことを確認
選択範囲が作成されたことを確認
隣り合う色系統から指定!
作例の青い花は、[シアン系] と [ブルー系] が含まれているので、2種類の色系統から指定します。RGB スペクトルの色相環により、それぞれが隣り合っていることが条件で、色相や明度のわずかな変化によるグラデーションカラーを、ひとつのオブジェクトとして指定することが目的です。
RGB スペクトルの色相環 → 隣り合う色系統から指定
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【Photoshop講座】特定の色だけを残してモノクロにする方法【パートカラー】
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選択範囲をモノクロにする

[レイヤー] パネルで、[塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成] をクリックし、メニューから [白黒] を選択して、[白黒 1] を作成します。
[白黒 1] を作成
[白黒 1] を作成
選択範囲のレイヤーマスクが自動的に生成され、カラーを残したい部分以外がモノクロになりました。しかし、シアン系の部分は残せましたが、青い花の大部分は不十分です。
カラーを残したい部分以外がモノクロになる
カラーを残したい部分以外がモノクロになる
型抜きマスクを自動生成!
[白黒] 調整レイヤーを作成すると、残したいカラー以外の領域がモノクロになり、選択範囲のレイヤーマスクが自動的に生成されます。
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ふたつめの色域を指定する

[レイヤー] パネルで、[白黒] を非表示にします。
続いて、[背景] を選択します。
[背景] を選択
[背景] を選択
ドキュメントウィンドウに、元画像が表示されていることを確認します。
元画像の表示を確認
元画像の表示を確認
[選択範囲] メニューから、[色域指定] を選択します。[色域指定] ダイアログで、[選択] に [ブルー系] を選択します。
[階調の反転] のチェックマークを外し、[OK] をクリックします。
[ブルー系] を選択して [階調の反転] をオフ
[ブルー系] を選択して [階調の反転] をオフ
選択した色の系統の領域に、選択範囲が作成されたことを確認します。
選択範囲が作成されたことを確認
選択範囲が作成されたことを確認
選択レイヤーによる表示の違い!
初期設定では、描画色に [ブラック]、背景色に [ホワイト] が設定されています。しかし、レイヤーマスクを選択すると、自動的に描画色と背景色が逆さまになります。レイヤーマスクで作業するときは、選択レイヤーによる表示の違いに注意しましょう。

レイヤーマスクを修正する

[レイヤー] パネルで、[白黒] を表示します。
レイヤーマスクサムネールを [option (Alt)] キーを押しながらクリックします。
[option (Alt)] + クリック
[option (Alt)] + クリック
すると、ドキュメントが、レイヤーマスクモードに切り替わります。
レイヤーマスクモードに切り替わる
[編集] メニューから、[塗りつぶし] を選択します。[塗りつぶし] ダイアログで、[内容] に [ブラック] を選択し、[OK] をクリックします。
[内容] に [ブラック] を選択
[内容] に [ブラック] を選択
[command (Ctrl)] + [D] キーを押して、選択を解除します。
選択を解除
選択を解除
[ツール] パネルから、[クイック選択ツール] を選択します。
[クイック選択ツール] を選択
[クイック選択ツール] を選択
オプションバーで、[選択範囲に追加] を選択します。ブラシサイズは任意で設定します。
[選択範囲に追加] を選択
[選択範囲に追加] を選択
ドキュメント内をドラッグして、選択範囲を作成します。対象の素材によって、詳細な選択や、ブラシによる描画が必要になることもあります。
ドキュメント内をドラッグして選択範囲を作成
ドキュメント内をドラッグして選択範囲を作成
[編集] メニューから、[塗りつぶし] を選択します。[塗りつぶし] ダイアログで、[内容] に [ホワイト] を選択して、[OK] をクリックします。
[内容] に [ホワイト] を選択
[内容] に [ホワイト] を選択
[command (Ctrl)] + [D] キーを押して、選択を解除します。レイヤーマスクを修正することができました。
レイヤーマスクを修正することができた
レイヤーマスクを修正することができた
グレースケールの選択率!
[白黒] 調整レイヤーのレイヤーマスクは、白い部分が選択される領域で、黒い部分が選択されない領域です。つまり、白い部分に白黒の効果が適用されます。グレースケール画像には、白い部分と黒い部分の他に、曖昧な中間値も存在します。中間値はグレースケールの濃度によって、選択率に強弱が付けられます。
グレースケールの選択率
グレースケールの選択率

マスクの濃度を調整する

[イメージ]メニューから、[色調補正] → [トーンカーブ] を選択します。[トーンカーブ] ダイアログで、シャドウ点の調整ポイントをクリックして選択します。
調整ポイントを選択
調整ポイントを選択
[入力] に「64」、[出力] に「0」を入力します。
トーンカーブ上をクリックして、調整ポイントを追加します。
[入力] と [出力] を設定
[入力] と [出力] を設定
[入力] に「207」、[出力] に「128」を入力します。
[OK] をクリックします。
[入力] と [出力] を設定
[入力] と [出力] を設定
マスクの濃度を調整することができました。
マスクの濃度を調整することができた
マスクの濃度を調整することができた
[レイヤー] パネルで、[白黒] レイヤーサムネールをクリックして、ドキュメントを画像描画モード (通常表示) に切り替えます。
[白黒] レイヤーサムネールをクリック
[白黒] レイヤーサムネールをクリック
2種類の色系統から選択する方法で、青い花のパートカラーが完成しました。
2種類の色系統から選択する方法でパートカラーが完成した
2種類の色系統から選択する方法でパートカラーが完成した
シャドウ点を削る!
レイヤーマスクの濃度を調整するコツは、ハイライト点を保持しながら、シャドウ点を削ることです。作例の場合、シアン系とブルー系の領域を黒で塗りつぶすことが目的ですから、その領域内にあるシャドウ部分が、今以上に暗く (黒く) なることが望ましいワケです。[トーンカーブ] では、ハイライト点を現状のまま残して、シャドウ点を 64 レベルまで削って暗くしています。
シャドウ点を削ったカーブを描く
シャドウ点を削ったカーブを描く
3つのパートカラーをつくろう!

プリセットを利用する方法   2種類の色系統から指定する方法   任意の色域を指定する方法

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