背景画像に合成する
火のグループをドラッグ&ドロップして、他のドキュメント (背景画像) と合成しましょう。
【操作方法】
素材画像をダウンロードして開きます。素材画像は、[ 幅 : 720 pixel ]、[ 高さ : 720 pixel ]、[ 解像度 : 72 pixel/inch ]、[ カラーモード : RGB カラー / 8 bit ] を使用しています。
背景画像の演出効果
作例は消えた直後のローソクの画像です。あらかじめ、放射状のグラデーションで加工し、空間に広がる明るさを演出しています。背景をブラックで塗りつぶし、[ イメージ ] メニューから、[ 色調補正 ] – [ 白黒 ] を初期設定で適用し、モノクロにしています。
ローソクの色は、火を合成することを前提とした、放射状のグラデーションを作成して、[ 描画モード : オーバーレイ ] で重ねています。
空間に広がる明るさの変化は、火のぬくもりが伝わるような、放射状のグラデーションを作成して、[ 描画モード : スクリーン ] で重ねています。
グループを配置
消えたローソクのドキュメントには、火のグループをドラッグ&ドロップする方法で配置します。そのため、2つのウィンドウを並べて表示しておきましょう。
【操作方法】
[ ウィンドウ ] メニューから、[ アレンジ ] – [ 2分割表示 – 垂直方向 ] を選択します。
火のドキュメントを選択します。
[ レイヤー ] パネルで、[ グループ 1 ] を折りたたみます。
[ グループ 1 ] の選択を確認します。
[ グループ 1 ] のフォルダを、合成するドキュメントにドラッグ&ドロップします。
直感的な画像の配置
異なるドキュメントウィンドウ間をドラッグ&ドロップで配置する方法は、直感的でスピーディな操作が行えるので、大幅な作業効率のアップにつながります。
[ ウィンドウ ] メニューの [ アレンジ ] には、ドキュメントウィンドウの縦横比や用途に応じて、さまざまなコマンドが用意されています。通常の画面に戻すには、[ すべてをタブに統合 ] を選択します。
描画モードを設定
消えたローソクのドキュメントに、火のグループが配置できたら、グループに描画モードを設定します。火の位置を [ 移動ツール ] で調整すれば完成です。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ グループ 1 ] を選択します。
描画モードに [ スクリーン ] を選択します。
ドラッグ&ドロップで配置したローソクの火が、消えたローソクの背景画像に合成されました。
[ ツール ] パネルで、[ 移動ツール ] を選択します。
ドキュメントをドラッグして、火の位置を調整します。
背景画像をカスタマイズ
ローソクの火は、どんな素材画像にも適用できます。しかし、空間に広がる光や、反射光などの演出効果は必要です。作例の演出効果を参考にして、背景画像のカスタマイズにも挑戦してみましょう。
フリーのグラフィックデザイナーです。カタログ、ポスター、パッケージなど様々な分野に携わってきました。