【画像合成】スマホ画面にピッタリはめ込む【ガイドにスナップ】

【画像合成】スマホ画面にピッタリはめ込む【ガイドにスナップ】

【Photoshop基本操作】スマートフォン画面に別の画像をはめ込み合成する場合、選択範囲内にペーストする方法がポピュラーですが、角度を合わせた変形を行ったり、エッジに合わす作業はとても面倒なものです。そんなときは、あらかじめ画面比率に合わせて画像を切り抜き、ガイドのスナップ機能を利用すれば、正確な変形はもちろん、すばやく効率的な作業が行えます。


計画が効率化を生む!
「急がば回れ」ということわざがありますが、画像のはめ込み合成はまさにその通り。画面比率に合わない画像を感覚だけで変形するなんて、余計に時間がかかるものだと思いませんか? スマートフォン画面には規格があるので、その比率を算出して、はめ込み合成用の画像(正面方向)をトリミングしておきます。
スマートフォン画面へのはめ込み合成
これから行う操作は、スマートフォン画面へのはめ込み合成を正確にする方法です。はめ込み合成でよく見られる失敗は、パース変形による違和感です。Photoshop の遠近法による変形は精度が高いので、その原因のほとんどは、はめ込む画像と画面比率が合致していないことです。ガイドにスナップして、スマホ画面にピッタリはめ込みましょう。
元画像→スマートフォン画面へのはめ込み合成
はめ込み画像をトリミングする
素材画像をダウンロードして開きます。素材画像は、[幅:1920 pixel]、[高さ:1280 pixel] 、[解像度:72 pixel/inch]、[モード:RGBカラー]を使用しています。
素材画像を開く
素材画像を開く
[ツール]パネルから、[切り抜きツール]を選択します。
[切り抜きツール]を選択
[切り抜きツール]を選択
オプションバーで、プリセットメニューから、[幅 x 高さ x 解像度]を選択します。
[切り抜く画像の幅を設定]に「720 px」、[切り抜く画像の高さを設定]に「1280 px」、[切り抜く画像の解像度を設定]に「72」px/in を入力します。
切り抜きサイズと解像度を入力
切り抜きサイズと解像度を入力
スマホ画面の比率でトリミング!
スマホ画面にはめ込む画像は、あらかじめスマホ画面の比率でトリミングしておきます。作例は、HDサイズの原寸[幅:720 pixel]、[高さ:1280 pixel]を設定していますが、対象の素材がこれより低解像度の場合は、16:9 の比率を設定してください。
バウンディングボックスをドラッグして、切り抜き領域を調整します。
切り抜き領域を調整
切り抜き領域を調整
オプションバーで、[現在の切り抜き操作を確定]をクリック、または[enter]キーを押して、現在の切り抜き操作を確定します。
はめ込み画像をトリミングすることができた
はめ込み画像をトリミングすることができた
切り抜いたピクセルは削除しない?
オプションバーで、[切り抜いたピクセルを削除]にチェックマークを入れると、切り抜いたピクセル(切り抜き以外の領域)が削除されます。無効(初期設定)の場合は、切り抜いたピクセルが保存され、[移動ツール]で画像を移動すると、切り抜き以外の領域がドキュメント内に現れます。
[切り抜いたピクセルを削除]が無効の場合→[切り抜いたピクセルを削除]が有効の場合
基本がわかる動画を配信中!
チャンネル登録をお願いします!
スマホ画面のコーナーにガイドを引く
素材画像をダウンロードして開きます。素材画像は、[幅:1280 pixel]、[高さ:720 pixel] 、[解像度:72 pixel/inch]、[モード:RGBカラー]を使用しています。
素材画像を開く
素材画像を開く
[表示]メニューから、[定規]を選択し、[定規]を表示します。
[ツール]パネルから、[ズームツール]を選択します。
[ズームツール]を選択
[ズームツール]を選択
スマホ画面のコーナーのひとつをズームアップします。
スマホ画面のコーナーをズームアップ
スマホ画面のコーナーをズームアップ
ズームイン・ズームアップの操作!
[ズームツール]は、オプションバーの[ズームイン]と[ズームアウト]を切り替え、ドキュメント内をクリック、またはドラッグして、拡大・縮小表示します。[option(Alt)]+クリック、または[option(Alt)]+ドラッグで切り替えることもできます。
[定規]をドラッグして、スマホ画面のコーナーに十字ガイドを作成します。
十字ガイドを作成
十字ガイドを作成
その他のコーナーにも同様に十字ガイドを作成します。
その他のコーナーにも十字ガイドを作成
その他のコーナーにも十字ガイドを作成
ガイドの位置で仕上がりが変わる!
大きくズームアップすると確認しづらくなりますが、仕上がりをよくするためには、このガイドの位置が重要になります。まず、ひとつのコーナーのピクセルパターンを決定してください。はめ込み合成のエッジを浅めにとるか深めにとるかは、この時点で判断します。すべてのコーナーのピクセルパターンが統一されていないと、エッジの仕上がりがゆがんで見える可能性があります。
各コーナーのピクセルパターンを統一
基本がわかる動画を配信中!
チャンネル登録をお願いします!
合成する画像をコピー&ペーストする
はめ込み用の素材画像を表示します。
[command(Ctrl)]+[A]キーを押して、すべてを選択します。
[command(Ctrl)]+[C]キーを押して、コピーします。
はめ込み合成する画像をコピー
はめ込み合成する画像をコピー
スマホの画像を表示します。
[command(Ctrl)]+[V]キーを押して、ペーストします。
はめ込み画像をペースト
はめ込み画像をペースト
[レイヤー]メニューから、[スマートオブジェクト]→[スマートオブジェクトに変換]を選択して適用します。
スマートオブジェクトを確認
スマートオブジェクトとは?
[スマートオブジェクトに変換]を適用すると、[背景]やレイヤーが「スマートオブジェクト」に変換されます。スマートオブジェクトにすることで、切り抜き後の画像が再編集できます。[背景]に適用すると、レイヤー名が[レイヤー 0]に変更され、[背景]では設定できなかった[描画モード]や[不透明度]、[位置をロック]などが有効になります。
基本がわかる動画を配信中!
チャンネル登録をお願いします!
ガイドにスナップさせて変形する
[command(Ctrl)]+[T]キーを押して、変形のバウンディングボックスを表示します。
変形のバウンディングボックスを表示
変形のバウンディングボックスを表示
オプションバーで、[基準点の位置]に[中央上]をクリックします。
[縦横比を固定]をクリックします。
[水平比率を設定]に「50%」を入力します。
オプションバーを設定
オプションバーを設定
すると、ドキュメントの中央上を基準点として、はめ込み用の画像が縮小されます。
はめ込み画像を縮小
はめ込み画像を縮小
すべての領域を表示する!
ペーストしたはめ込み用の画像がドキュメントより大きいので、一旦縮小して、すべてのバウンデングボックスが見えるようにします。
バウンディングボックス左下のコーナーハンドルを[command(Ctrl)]キーを押しながらドラッグして、スマホ画面の左下十字ガイドにスナップさせます。
左下のコーナーハンドルを左下十字ガイドにスナップ
左下のコーナーハンドルを左下十字ガイドにスナップ
同様にして、その他のコーナーハンドルをガイドにスナップさせます。
右上のコーナーハンドルをガイドにスナップ
右上のコーナーハンドルをガイドにスナップ
左上のコーナーハンドルをガイドにスナップ
左上のコーナーハンドルをガイドにスナップ
右下のコーナーハンドルをガイドにスナップ
右下のコーナーハンドルをガイドにスナップ
スマホ画面にぴったりの変形ができたら、オプションバーで[変形を確定]をクリック、または[enter]キーを押して、変形を確定します。
ガイドにスナップさせて、はめ込み画像を変形することができた
ガイドにスナップさせて、はめ込み画像を変形することができた
ガイドにスナップできない?
スナップとは、ガイドやレイヤーオブジェクトの端に吸着するオプション機能です。うまくガイドにスナップできない場合は、[表示]メニューから、[スナップ先]→[ガイド]を選択して、チェックマークを入れてください。
はめ込み画面に映り込みを加える
[レイヤー]パネルで、描画モードに[スクリーン]を選択します。
描画モードに[スクリーン]を選択
描画モードに[スクリーン]を選択
スマホ画像の映り込みがそのまま反映された
スマホ画像の映り込みがそのまま反映された
[レイヤー 1]レイヤーサムネールを[command(Ctrl)]キーを押しながらクリック、または右クリックでコンテキストメニューから[描画ピクセルを選択]を選択して、はめ込み画像の選択範囲を作成します。
[command(Ctrl)]+クリック
[command(Ctrl)]+クリック
はめ込み画像の選択範囲を作成
はめ込み画像の選択範囲を作成
[レイヤー]パネルで、[背景]を選択します。
[塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成]をクリックし、メニューから[べた塗り]を選択して、[べた塗り 1]を作成します。
[べた塗り 1]を作成
[べた塗り 1]を作成
[不透明度]に「25%」を入力します。
[不透明度]に「25%」を入力
[不透明度]に「25%」を入力
はめ込み画面に映り込みを加えることができた
はめ込み画面に映り込みを加えることができた
映り込みの適用度を調整!
はめ込み画面の映り込みは、[不透明度]で適用度が調整できます。「0%」が最大で「100%」が最小(なし)です。作例では、あらかじめスマホ画像に映り込みを作成して、それを利用していますが、任意に映り込みを作成して合成することもできます。

スポンサード リンク