基本がわかる!レイヤーの使い方

基本がわかる!レイヤーの使い方「知っておきたいパネル操作と時短技」

基本がわかる!レイヤーの使い方
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CHAPTER-08

レイヤーの不透明度

レイヤーの不透明度は、レイヤーのマスター不透明度を設定する [ 不透明度 ] と、レイヤーの内部不透明度を設定する [ 塗り ] の 2種類があります。
これらの違いは、レイヤースタイルの有無によって現れます。ここでは、[ 不透明度 ] を「マスター不透明度」、[ 塗り ] を「塗りの不透明度」として表記しています。

マスター不透明度

[ 不透明度 ] は、レイヤーのマスター不透明度を設定することができます。つまり、レイヤーに付属するレイヤースタイルの効果も含め、設定した不透明度の値が均等に反映されます。
[ 塗り ] がレイヤースタイルの効果に影響を与えない不透明度であるのに対し、通常の働きをするのが [ 不透明度 ] です。
[不透明度]に[100%]を設定・[不透明度]に「50%」を設定
【操作方法】
選択レイヤーの不透明度をダイレクトに指定できます。[ ( 設定値 ) ] キーの [ 1 ] は 10%、[ 0 ] は 100% です。
[ ( 設定値 ) ] キーを2回連続して押すと、1桁めの数値も設定することが可能です。たとえば、[ 7 ]、[ 0 ] は 70%、[ 0 ]、[ 1 ] は 1% です。
1桁めの数値[5]キーを押す・[不透明度]に「20%」が設定される
設定値をキーで調整!
[ 不透明度 ] の入力ボックスをクリックしてアクティブ表示、または、スライダ表示中に [ ↑ ] キー、または、[ ↓ ] キーを押すと 1% ずつ、[ shift ] キーを押しながら [ ↑ ] キー、または、[ ↓ ] キーを押すと 10% ずつ数値を調整できます。
[不透明度]の入力ボックス
[ 不透明度 ] の入力ボックス

塗りの不透明度

[ 塗り ] は、レイヤーの内部不透明度を設定することができます。つまり、レイヤースタイルの効果には影響を与えず、ピクセルがある塗りの部分だけに設定できる不透明度です。
レイヤースタイルが設定されていなければ、表面上は [ 不透明度 ] と変わりありません。
[塗り]に「50%」を設定・[塗り]に「20%」を設定
【操作方法】
選択レイヤーの塗りの不透明度をダイレクトに指定できます。設定値には [ shift ] キーを併用します。[ (設定値) ] キーの [ 1 ] は 10%、[ 0 ] は 100% です。
[ (設定値) ] キーを2回連続して押すと、1桁めの数値も設定することが可能です。たとえば、[ 5 ]、[ 0 ] は 50%、[ 0 ]、[ 1 ] は 1% です。
[shift]キーと1桁めの数値[2]キーを押す・[塗り]に「20%」が設定される
設定値をキーで調整!
[ 塗り ] の入力ボックスをクリックしてアクティブ表示、または、スライダ表示中に [ ↑ ] キー、または、[ ↓ ] キーを押すと 1% ずつ、[ shift ] キーを押しながら [ ↑ ] キー、または、[ ↓ ] キーを押すと 10% ずつ数値を調整できます。
[塗り]の入力ボックス
[ 塗り ] の入力ボックス
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