ラインアート風を生成する
選択範囲の不透明度が設定できたら、ラインアート風の生成を開始しましょう。詳しいプロンプトを入力すれば、イメージする結果が出やすくなります。プロンプト : テキストの命令文
選択範囲の不透明度を49%に設定
ラインアート風を生成する
生成を開始
[ 生成塗りつぶし ] の操作は、コンテキストタスクバーで行うと効率的です。プロンプトの入力は、コピー&ペーストでも行えます。
【操作方法】
コンテキストタスクバーで、[ 生成塗りつぶし ] をクリックします。[ 編集 ] – [ 生成塗りつぶし ]
プロンプトに、次のテキストを入力します。現在は日本語に対応しています。
sketch (スケッチ) line art (線画) simple illustration (シンプル・イラストレーション)
[ 生成 ] をクリックします。
すると、画像生成が始まります。クラウド処理のため時間がかかります。
画像生成が完了しました。
画像生成が完了すると、生成レイヤーが作成されます。
プロンプトで効率化!
これは、画像生成 AI すべてに言えることですが、結果は出たとこ勝負です。くじ引きのような感覚ですね。そこで、効率化を図るためのプロンプトをいかに作成するか? が課題となるワケです。
しかも、現状は英語のみの対応となっているので、英語が苦手な人 (私) には、さらに敷居が高いです。形容詞、動詞、名詞などを組み合わせてみましょう。現在は日本語に対応しています。
バリエーションを選択
[ 生成塗りつぶし ] は、1回につき、3種類のバリエーションを生成します。プロンプトを変更することも可能です。いろいろ試してみましょう。
【操作方法】
[ プロパティ ] パネルで、[ バリエーション ] を展開します。
生成された3種類の中から、適した画像を選択します。
適した結果が出ない場合は、[ 生成 ] をクリックして、新しいバリエーションを追加します。
[ 生成 ] をクリック1回につき、3種類の新しいバリエーションが追加されます。バリエーションの上限は [ 60 ] です。
画像生成が完了しました。
適したバリエーションを選択します。
ここでは、全体のバランスを重視して、最適なバリエーションを決定しました。
「生成塗りつぶし」を使って、人物の写真を、ラインアート風に加工することができました。
バリエーションを削除
必要のないバリエーションは、削除しておきましょう。サムネールをオンマウスすると表示される、[ ゴミ箱 ] アイコンをクリックします。生成できるバリエーションの上限は、60 種類です。
フリーのグラフィックデザイナーです。カタログ、ポスター、パッケージなど様々な分野に携わってきました。