写真を加工する!モノクロ画像のカラー化

写真を加工する!モノクロ画像のカラー化 「ニューラルフィルター2021ベータ版」

2点合成で細部を調整する

モノクロ画像を着色するには、色相、彩度、明度の関係性を理解しておかなければなりません。たとえば、口紅やネイルには鮮やかな発色があり、肌や髪とは彩度が異なるものです。カラーを変えずに、この違いを調整するだけでリアルな着色が行えます。
2点を合成して細部を調整
[ ツール ] パネルで、[ なげなわツール ] を選択します。
[なげなわツール]を選択
[ なげなわツール ] を選択
色相と彩度を落としたい箇所をドラッグして、選択範囲を作成します。複数の選択範囲は、[ shift ] キーを押しながらドラッグします。削除は [ option ( Alt ) ] キーを押しながらドラッグします。
選択範囲が作成できたら、[ shift ] + [ command ( Ctrl ) ] + [ I ] キーを押して、選択範囲を反転します。
選択範囲を作成
選択範囲を作成
[ レイヤー ] パネルで、グループ [ カラー化 ] を選択します。
[ レイヤーマスクを追加 ] をクリックします。
グループ [ カラー化 ] にレイヤーマスクが追加されたことを確認します。
[レイヤーマスクを追加]をクリック
[ レイヤーマスクを追加 ] をクリック
[ プロパティ ] パネルで、[ 濃度 ] に [ 60% ]、[ ぼかし ] に [ 4.0 px ] を入力します。
レイヤーマスクのプロパティを設定
レイヤーマスクのプロパティを設定
モノクロの元画像との不透明度により、隠す領域の色相と彩度を落とすことができました。
色相と彩度を落とすことができた
色相と彩度を落とすことができた

肌色と髪色の合成

[ レイヤー ] パネルで、スマートオブジェクト [ 髪色 ] を選択します。
スマートオブジェクト[髪色]を選択
スマートオブジェクト [ 髪色 ] を選択
[ なげなわツール ] で、髪色の大まかな領域を選択します。作例の場合、背景が黒色 (無彩色) なので、選択範囲内に含めても影響ありません。
髪色の大まかな領域を選択
髪色の大まかな領域を選択
[ レイヤー ] パネルで、[ レイヤーマスクを追加 ] をクリックします。
スマートオブジェクト [ 髪色 ] にレイヤーマスクが追加されたことを確認します。
[レイヤーマスクを追加]をクリック
[ レイヤーマスクを追加 ] をクリック
[ プロパティ ] パネルで、[ ぼかし ] に [ 8.0 px ] を入力します。
肌色と髪色の合成ができました。
肌色と髪色の合成ができた
肌色と髪色の合成ができた

口紅とネイルの調整

[ レイヤー ] パネルで、グループ [ カラー化 ] を選択します。
[ なげなわツール ] で、口紅とネイルの大まかな領域を選択します。
口紅とネイルの大まかな領域を選択
口紅とネイルの大まかな領域を選択
選択範囲が作成できたら、[ shift ] + [ command ( Ctrl ) ] + [ I ] キーを押して、選択範囲を反転します。
[ レイヤー ] パネルで、[ 調整レイヤーを新規作成 ] をクリックし、メニューから [ 色相・彩度 ] を選択して、[ 色相・彩度 1 ] を作成します。
[色相・彩度1]を作成
[ 色相・彩度 1 ] を作成
[ プロパティ ] パネルで、[ 色相 ] に [ -10 ]、[ 彩度 ] に [ +50 ] を入力します。
[色相・彩度]を設定
[ 色相・彩度 ] を設定
[ プロパティ ] パネルで、[ マスク ] を選択し、[ ぼかし ] に [ 4.0 px ] を入力します。
口紅とネイルの調整ができました。
口紅とネイルの調整ができた
口紅とネイルの調整ができた
レイヤーの一部を隠す機能!
レイヤーマスクは、レイヤーに追加する機能で、画像の一部を隠したい場合に使用します。白黒に塗り分けられた画像から、表示する部分と隠す部分「マスク領域」を指定します。
レイヤー(前面)+レイヤーマスク+背景(背面)
基本がわかる!レイヤーマスクの使い方
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