彩度を高くする
[カラー化] による自動解析の傾向として、彩度が低いことがあります。プロパティで調整することも可能ですが、解析結果のレスポンスも悪いので、出力後に調整する方が得策です。
![[カラー化] による自動解析 (初期設定) → [自然な彩度] で彩度を高くする](https://psgips.net/wp-content/uploads/2020/12/dpm02_02_00.png)
[イメージ] メニューから、[色調補正] → [自然な彩度] を選択します。[自然な彩度] ダイアログで、[自然な彩度] に「+100」を入力します。
[OK] をクリックします。
![[自然な彩度] ダイアログを設定](https://psgips.net/wp-content/uploads/2020/12/dpm02_02_01.png)
[自然な彩度] ダイアログを設定
対象のレイヤーがスマートオブジェクトなので、再編集が可能な [スマートフィルター] として、[自然な彩度] が適用されました。
![[スマートフィルター] を確認](https://psgips.net/wp-content/uploads/2020/12/dpm02_02_03.png)
[スマートフィルター] を確認
自動解析を優先?
[カラー化] は、AI フィルターのひとつなので、その解析結果も興味深いものです。たとえば、顔認証システムは今や一般化されている技術です。なので、画像に含まれている人の顔を肌色にすることは想像できますよね?
![元画像 → [カラー化] による着色処理](https://psgips.net/wp-content/uploads/2020/12/dpm02_02_03b.png)
たとえば、シマウマの画像を用いた [カラー化] では、AI がシマウマを認識しているに違いない!という面白い解析結果が出ました。単なる白黒の縞模様ではないベージュから茶色のリアルな着色には驚きます。とにかく、自動解析を信じて優先させるのも手かと…。