【色分解】カラー画像から2色刷りデータを作成する方法【チャンネルミキサー】

【色分解】カラー画像から2色刷りデータを作成する方法【チャンネルミキサー】

黒レベルの増量設定

暫定値から、対象画像に応じた調整を行いましょう。作例の場合は、被写体が人物なので、明度の調整より、肌色を感じさせる色の調整が重要になります。しかし、C + M の2色刷りでは、色を再現するルールが異なるので、まず、黒レベルの増量設定を行ってから、全体の色調を整えましょう。
C と M に暫定値を設定 → C と M を最終調整
C + M の2色刷りでは、それぞれを 100 % で掛け合わせても、ブラックより暗くすることができません。いちばん明るいイエローを 100 % としたとき、最小値は 33 % です。ブラックの 13 % に比べて、ずいぶん明るいですね? これが、フルカラー画像に比べて、トーンが浅く見えてしまう原因です。
CとMに暫定値を設定 → CとMを最終調整
CMYK では、最も暗い階調である「黒レベル」が、[ ブラック ] に分解されています。その、黒レベルを増量することで、最小値に近付けることができます。
CMYK チャンネル画像のマトリクス

キー操作による微調整

[ プロパティ ] パネルで、[ 出力先チャンネル ] に、[ シアン ] を選択します。
[ ブラック ] のボックスを選択して、[ ↑ ] キーを数回押すことで、数値を大きくします。
ボックスをクリックして数値を選択
ボックスをクリックして数値を選択
すると、チャンネル [ シアン ] に、黒レベルが増量され、トーンが深くなっていきます。
[ 合計 ] を確認しましょう。作例では、+110 % となり、合計が 100 % を超えています。これは、元の分解率を 100 % とした現在の混合比です。
数値を大きくするとトーンが深くなる
数値を大きくするとトーンが深くなる
合計が 100 % を超えると、階調が濃くなり、黒ツブレの原因になります。黒ツブレ : いちばん暗い部分が、黒く塗りつぶしたように階調を失うこと
合計が 100 % を超えると黒ツブレの原因になる
合計が 100 % を超えると黒ツブレの原因になる
しかし、画像にメリハリを付ける上で、[ ブラック ] の増量が必要だと感じたので、[ マゼンタ ] の数値を減らして、合計が 100 % になるように調整します。そして、何よりも重要なのは、全体の色調です。肌色が、まだ青っぽく感じる場合は、[ マゼンタ ] と [ ブラック ] のバランスで整えます。
[ マゼンタ ] と [ ブラック ] のバランスで整える
[ マゼンタ ] と [ ブラック ] のバランスで整える
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シアン版の調整

[ プロパティ ] パネルで、[ マゼンタ ] のボックスを選択して、[ ↓ ] キーを数回押すことで、[ -15 ] % に調整します。
[ ブラック ] のボックスを選択して、[ ↓ ] キーを数回押すことで、[ +20 ] % に調整します。合計が +100 % になるように調整
シアン版の調整
シアン版の調整
黒レベルを増量して、全体の色調を整えることができました。
全体の色調を整える
全体の色調を整える

マゼンタ版の調整

同様にして、[ マゼンタ ] も調整します。[ プロパティ ] パネルで、[ 出力先チャンネル ] に、[ マゼンタ ] を選択します。
[ ブラック ] のボックスを選択して、[ ↑ ] キーを数回押すことで、[ +17 ] % に調整します。
[ シアン ] のボックスを選択して、[ ↓ ] キーを数回押すことで、[ -5 ] % に調整します。合計が +100 % になるように調整
マゼンタ版の調整
マゼンタ版の調整
シアンとマゼンタを、最終調整することができました。
C + M の最終調整が完了
C + M の最終調整が完了
ヒストグラムで確認!
C と M の調整は、ヒストグラムで確認しながら行います。ヒストグラムとは、画像内のピクセル分布を、明るさのレベル別にグラフ化したものです。ヒストグラムの横軸が明るさの「階調レベル ( 0 〜 255 )」を示し、縦軸が分布された「ピクセル数」を示します。
階調レベルとピクセル数
階調レベルとピクセル数
【操作方法】
[ ウィンドウ ] メニューから、[ ヒストグラム ] を選択します。
[ ヒストグラム ] パネルで、パネルメニューから、[ 拡張表示 ] を選択します。
[ チャンネル ] に、[ カラー ] を選択します。すべてのチャンネルをカラーで表示
続きは↓下の番号をクリック!
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