実行後のリネームを設定
[ バッチ ] ダイアログでは、ファイル名に含める規則を組み合わせることで、実行後のリネームが可能です。シリアルや作成日などを組み合わせることができるので、目的に応じたファイル管理がしやすくなります。
[ バッチ ] ダイアログの初期設定では、アクション実行前のドキュメントと同じファイル名になるように設定されています。ここでは、ファイル名の後に任意テキストを追加する設定を行います。
任意テキストを追加
[ バッチ ] ダイアログの [ ファイルの名前 ] セクションは、左側に任意テキストを入力できる設定項目があり、右側にプリセットを選択できる設定項目があります。任意テキストを入力する場合は、プリセットに [ なし ] を選択します。
【操作方法】
テキストボックスに、[ -8ftm ] を入力します。すると、その右側の選択項目が [ なし ] に変更されます。
3段めの設定項目のプリセットに、[ 拡張子 ( 小文字 ) ] を選択します。
すると、変更後のプレビューに [ 例 : MyFile-8ftm.gif ] が表示されます。
順番にルールを選ぶ!
作例では、[ ドキュメントの名前 ] + [ -8ftm ] + [ 拡張子 (小文字) ] のルールを組み合わせましたが、ルールには、1 〜 4 桁のシリアルやドキュメントの日付なども組み合わせて設定できます。
[ ソース ] セクションの [ 入力フォルダ ] を再度、確認してください。
[ 実行後 ] セクションの [ 出力フォルダ ] を再度、確認してください。
すべての設定ができたら、[ OK ] をクリックします。すると、バッチ処理が実行されます。
入力フォルダ内のすべての画像に、アクション [ 800 x 800 フィット白黒 ] を組み込んだバッチ処理が実行され、出力フォルダ内に保存されました。
リネームはシンプルに!
[ ファイルの名前 ] セクションには、さまざまなプリセットが用意されていますが、複数のファイルを一括して処理する場合、元画像のファイル名を冒頭に残しておく方が役立ちますね。
たとえば、プリセットの [ yymmdd (日付) ] を活用すると、6桁の数字が追加されるだけなので、シンプルで使い勝手のいいファイル名にリネームできます。
フリーのグラフィックデザイナーです。カタログ、ポスター、パッケージなど様々な分野に携わってきました。