【ロゴ】フォントでつくる!3D風の押し出し文字

【ロゴ】フォントでつくる!3D風の押し出し文字「連続複製でグングン押し出す!」【CC 2017】

フォントでつくる!
3D風の押し出し文字
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文字を押し出す

文字列のシェイプレイヤーに、レイヤースタイルで立体的な効果をつけます。このレイヤーを連続複製することで、3D 風の押し出しを作成しましょう。まず、[ ベベルとエンボス ] で、エッジ部分の陰影を設定します。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ レイヤースタイルを追加 ] をクリックします。
メニューから、[ ベベルとエンボス ] を選択します。すると、[ レイヤースタイル ] ダイアログが表示されます。
[ベベルとエンボス]を選択
[ ベベルとエンボス ] を選択

ベベルとエンボスを設定

[ ベベルとエンボス ] には、ベベル、または、エンボスの形状を設定する、[ 構造 ] セクションと、その形状に対して、どのようなハイライトを当てるか、どのようなシャドウを落とすかを設定する、[ 陰影 ] セクションがあります。[ レイヤースタイル ] ダイアログの設定値は以下のとおりです。
[ ベベルとエンボス ]を設定
[ ベベルとエンボス ]を設定
【構造】
[ スタイル : ベベル (内側) ]
[ サイズ : 5 px ]
[構造]セクションを設定
[ 構造 ] セクションを設定
【陰影】
[ 包括光源を使用 ] を有効
[ 角度 : 50°]
[ 高度 : 30°]
[ アンチエイリアス ] を有効
[ 不透明度 : 75 % ]
[ 不透明度 : 50 % ]
[陰影]セクションを設定
[ 陰影 ] セクションを設定
後で調整するための注意!
この設定は、文字の境界線付近に与える効果です。対象となる文字列に、有効な設定を加えることが重要で、特に陰影の [ 角度 ] は、後の行程でも調整が行えるよう、必ず、[ 包括光源を使用 ] を有効に設定してください。
すべての設定ができたら、[ OK ] をクリックします。文字列の表面に、レイヤースタイルが適用されたことを確認してください。
文字列の表面にレイヤースタイルが適用された
文字列の表面にレイヤースタイルが適用された

スタイル内容の折りたたみ

[ ベベルとエンボス ] が設定できたら、省スペース化のため、レイヤースタイルの内容を折りたたんで、非表示にしておきましょう。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、レイヤースタイルの内容を確認します。
[ レイヤー効果をパネルに表示 / 非表示 ] をクリックして、レイヤースタイルの内容を折りたたみます。
[レイヤー効果をパネルに表示/非表示]をクリック

連続複製による押し出し

ここで行う連続複製は、キー操作を活用します。まず、移動する全体の距離を決定して、複製と 1 pixel の移動を繰り返しましょう。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ グラデーション 1 ] を [ 新規レイヤーを作成 ] にドラッグ&ドロップして、レイヤーを複製します。
すると、前面に複製したレイヤー [ グラデーション 1 のコピー ] が作成されます。
そのままでは、複製した前面のレイヤーが選択されているので、背面の [ グラデーション 1 ] をクリックして選択します。
[グラデーション1]を選択
[ ツール ] パネルで、[ 移動ツール ] を選択します。
[ shift ] + [ ↓ ] キーを2回押して、[ グラデーション 1 ] を下へ 20 pixel 移動します。
下へ20pixel移動
下へ 20 pixel 移動
移動の距離で高さが決まる!
この移動は、押し出しの高さを決めるもので、作例では便宜上 20 pixel としていますが、応用する場合は、任意に設定してもかまいません。
[ グラデーション 1 ] の文字列が移動できたら、[ option ( Alt ) ] + [ ↑ ] キーを19回押します。
すると、キーを1回押すごとにレイヤーが 1 pixel 移動しながら複製されます。
レイヤーの複製と移動で隙間を埋める
3D 風の押し出しが、レイヤースタイルで作成できました。
3D風の押し出しがレイヤースタイルで作成できた
3D 風の押し出しがレイヤースタイルで作成できた

ダイアログを表示

最前面のレイヤーの設定値を変更して、文字列のエッジを、ハードな光沢に変更しましょう。まず、[ レイヤースタイル ] ダイアログを表示します。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、最前面のレイヤーを選択します。
[ レイヤー効果 ] をダブルクリックして、[ レイヤースタイル ] ダイアログを表示します。
[レイヤー効果]をダブルクリック
[ レイヤー効果 ] をダブルクリック

設定値の変更

設定値の主な変更は、ベベルのサイズと光源です。最前面のレイヤーだけの、特別な設定です。そのため、他の設定が連動する [ 包括光源を使用 ] を無効にしておきます。
【操作方法】
[ レイヤースタイル ] ダイアログで、左側の [ スタイル ] メニューから、[ べベルとエンボス ] をクリックして選択します。すると、現在の設定内容が表示されます。この設定を元に変更を加えていきます。
[べベルとエンボス]をクリックして選択
[ べベルとエンボス ] をクリックして選択
[ 構造 ] セクションの [ サイズ ] に [ 2 ] px を入力します。
[サイズ:2px]を入力
[ サイズ : 2 px ] を入力
[ 陰影 ] セクションの [ 包括光源を使用 ] を無効にします。
[ 角度 ] に [ 50 ]°、[ 高度 ] に [ 70 ]°を入力します。
[ シャドウのモード ] の [ 不透明度 ] に [ 75 ] % を入力して、[ OK ] をクリックします。
[陰影]セクションの設定値を変更
[ 陰影 ] セクションの設定値を変更
文字列のエッジが、ハードな光沢に変更されたことを確認してください。
文字列のエッジがハードになった
文字列のエッジがハードになった
包括光源の無効を確認!
[ 包括光源を使用 ] が有効になっていると、他のレイヤーの設定も連動して変更されてしまいますので、十分に注意してください。
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