基本がわかる!レイヤーマスクの使い方
[CHAPTER-01]
[CHAPTER-02]
[CHAPTER-03]
[CHAPTER-04]
[CHAPTER-05]
レイヤーマスクの編集
通常、レイヤーマスクは、レイヤーオブジェクトとリンクしています。たとえば、レイヤーオブジェクトに変形を加えると、連動してレイヤーマスクも変形されます。リンクの解除は、[レイヤー] パネルで行うことができます。また、マスク領域の適用率や境界線のぼかしも調整することができます。
リンクの解除と復帰
レイヤーマスクを追加すると、自動的にレイヤーとリンクさせ、移動や変形を共通して行えます。リンクの解除と復帰は、[リンク] アイコンをクリックすることで行います。

【操作方法】
[レイヤー] パネルで、レイヤーマスクサムネールを選択します。
[レイヤーマスクのレイヤーへのリンク] をクリックします。アイコンが消えるとリンクが解除されます。
![[レイヤーマスクのレイヤーへのリンク] をクリック](https://psgips.net/wp-content/uploads/2018/03/p232_10_01.png)
[レイヤーマスクのレイヤーへのリンク] をクリック
レイヤーのロックは効かない!
[レイヤーマスクのレイヤーへのリンク] が解除されている場合、レイヤーマスクには、レイヤーのロック機能が適用されません。たとえばグループ単位の移動であっても、レイヤーマスクは連動しないので注意が必要です。編集が終わったら、[レイヤーマスクのレイヤーへのリンク] は復帰しておきましょう。
レイヤーマスクの適用率を変える
レイヤーマスクの適用率は、ピクセルマスクの場合、明度から換算された不透明度によって表されますが、マスク領域の [濃度] を調整することにより、全体の適用率を小さくすることができます。
![レイヤーマスクで合成した画像 → マスク領域の [濃度] を調整](https://psgips.net/wp-content/uploads/2018/03/p232_14_00.png)
【操作方法】
[レイヤー] パネルで、レイヤーマスクサムネールをダブルクリックして、[プロパティ] パネルを表示します。

レイヤーマスクサムネールをダブルクリック
[プロパティ] パネルで、[濃度] に「50%」を入力します。
![[濃度] に「50%」を入力](https://psgips.net/wp-content/uploads/2018/03/p232_14_02.png)
[濃度] に「50%」を入力
レイヤーマスクの境界線をぼかす
レイヤーマスクの境界線は、ピクセルマスクの場合、アンチエイリアス処理で調整することは可能ですが、マスク領域の [ぼかし] を調整することにより、全体の境界線をぼかすことができます。
![レイヤーマスクで合成した画像→マスク領域の[ぼかし]を調整](https://psgips.net/wp-content/uploads/2018/03/p232_15_00.png)
【操作方法】
[レイヤー] パネルで、レイヤーマスクサムネールをダブルクリックして、[プロパティ] パネルを表示します。

レイヤーマスクサムネールをダブルクリック
[プロパティ] パネルで、[ぼかし] に「16.0 px」を入力します。
![[ぼかし] に「16.0 px」を入力](https://psgips.net/wp-content/uploads/2018/03/p232_15_02.png)
[ぼかし] に「16.0 px」を入力
境界線を調整するには?
マスク領域の [ぼかし] は、切り抜きの境界線をなじませるテクニックとして重宝します。しかし、レイヤーマスク全体をぼかすので、詳細な調整は望めません。[選択とマスク] オプションを使用すると、[ぼかし] に加えて、[エッジをシフト] などの高度な調整が行えます。
基本がわかる!レイヤーマスクの使い方
[CHAPTER-01]
[CHAPTER-02]
[CHAPTER-03]
[CHAPTER-04]
[CHAPTER-05]