トラブルを未然に防ぐ!カラー設定10選

トラブルを未然に防ぐ!カラー設定10選「知っておきたいカラーマネジメント」

トラブルを未然に防ぐ!
カラー設定10選
prevnext
SELECT_07

プロファイルの破棄

プロファイルの破棄とは、現在、ドキュメントに埋め込まれたカラープロファイルを破棄して、カラーマネジメントを行わないプレーンな状態にすることを言います。
一般的には、埋め込みプロファイルを使用することが推奨されています。しかし、印刷入稿する画像データなどは、プロファイルを破棄することが条件とされている場合もあります。推奨よりも、利便性が優先されるワケです。

カラーマネジメントを行わない設定

プロファイルの破棄は、[ プロファイルの指定 ] で行います。ここには、「破棄」という言葉は出てきません。「カラーマネジメントを行わない」という表現にされています。
【操作方法】
対象のドキュメントを開き、[ 編集 ] メニューから、[ プロファイルの指定 ] を選択します。
[ プロファイルの指定 ] ダイアログで、[ このドキュメントのカラーマネジメントを行わない ] を選択します。
[ OK ] をクリックします。
[このドキュメントのカラーマネジメントを行わない]をクリック
[ このドキュメントのカラーマネジメントを行わない ] をクリック
カラープロファイルが埋め込まれていない場合は、ドキュメントウィンドウのアンダーバーに「タグのない RGB (8bpc) 」が表示されます。
プロファイルが破棄されたことを確認
プロファイルが破棄されたことを確認
プロファイルの破棄は NG?
たとえば、現在、[ 作業用スペース ] の [ RGB ] に [ Adobe RGB (1998) ] を設定、開いた画像に [ sRGB IEC61966-2.1 ] が埋め込まれている場合、プロファイルを破棄すると、カラー値は変わりませんが表示は変わります。
プロファイルの破棄は、できるだけ行わない方がいいですが、印刷所などの入稿では、プレーンな画像データを求められる場合も少なくありません。「プロファイルは破棄してください」と言われたら、この操作を行いましょう。
どうする?埋め込まれたプロファイルの不一致
prevnext

スポンサード リンク