写真をイラスト調に!マーカーペンで描く肖像画「緻密なタッチと粗いタッチ」【2024】

写真をイラスト調に!マーカーペンで描く肖像画「緻密なタッチと粗いタッチ」【2024】

写真をイラスト調に!
マーカーペンで描く肖像画
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塗り残しの効果を強調する

これまでの加工画像を利用して、色むらや塗り残しを強調する作業を行います。[ 塗料 ] フィルターの [ スパークル ] は、輪郭線を明るくする効果です。
STEP3の状態
塗り残しの効果を強調する
STEP 3 の状態
塗り残しの効果を強調する

オブジェクトの複製と編集

粗いタッチを作成した [ レイヤー 0 ] は、次に作成するレイヤーと合成するために設定したものです。そのため、ハイライト領域を暗く、陰影をフラットに調整しました。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ レイヤー 0 ] を [ 新規レイヤーを作成 ] にドラッグ&ドロップして、[ レイヤー 0 コピー ] を作成します。
[ フィルターギャラリー ] をダブルクリックします。
[レイヤー0]を複製
[ レイヤー 0 ] を複製
[ フィルターギャラリー ] 操作パネルで、[ エフェクトレイヤーを削除 ] をクリックします。
ひとつのエフェクトレイヤーが削除されたことを確認してください。
[エフェクトレイヤーを削除]をクリック
[ エフェクトレイヤーを削除 ] をクリック
エフェクトレイヤーを削除
[ フィルターギャラリー ] では、複数のフィルター効果を合成することができます。新しい [ フィルターギャラリー ] を作成する場合は、前回の設定がそのまま残っているので、エフェクトレイヤーを削除、または、[ command ( Ctrl ) ] キーを押しながら、[ すべてをクリア ] をクリックします。

塗料を適用

ひとつのエフェクトレイヤーを削除することができたら、前回の設定を編集して、塗り残しのような効果を加えます。
【操作方法】
[ フィルターギャラリー ] 操作パネルで、[ アーティスティック ] – [ 塗料 ] を選択します。
[塗料]を選択
[ 塗料 ] を選択
[ ブラシの種類 ] に、[ スパークル ] を選択します。初期設定は、[ ブラシの種類: シンプル ] です。
[ シャープ ] に、[ 20 ] を入力します。初期設定は、[ シャープ: 7 ] です。
[ ブラシサイズ ] に、[ 10 ] を入力します。初期設定は、[ ブラシサイズ: 8 ] です。
[ OK ] をクリックします。
[ 塗料 ] を設定
[ 塗料 ] を設定
塗り残しのような効果を加えることができました。
塗り残しのような効果を加えることができた
塗り残しのような効果を加えることができた
スパークルの効果!
[ ブラシの種類 ] に、[ スパークル ] を選択すると、輪郭線が白く抜けた、塗り残しのような効果が加わります。
シャープ: 7
シャープ: 30
シャープ: 7
シャープ: 30
[ シャープ ] を大きくすると、塗り残しの輪郭線が太くなります。[ ブラシサイズ ] を大きくすると、タッチを粗くして色むらが強調できます。ここでは、中間調より明るくなるように調整してください。
[ レイヤー ] パネルで、描画モードに、[ オーバーレイ ] を選択します。初期設定は、[ 描画モード: 通常 ] です。
描画モード:オーバーレイ
描画モード: オーバーレイ
マーカーペンで描く肖像画が完成しました。
マーカーペンで描く肖像画が完成
マーカーペンで描く肖像画が完成
オーバーレイとは?
描画モード [ オーバーレイ ] は、合成色が重なっても画像に影響しない「中性色」を 50% グレーとして、明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗くする特性があります。
基本がわかる!描画モードの種類と特性
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