基本がわかる!シャドウ・ハイライト

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CHAPTER-03

詳細オプションの操作手順

[シャドウ・ハイライト] ダイアログには、[詳細オプションを表示] という項目があります。このチェックボックスを有効にすると、[シャドウ] と [ハイライト] セクションにそれぞれ、[階調の幅] や [半径] といった設定項目が加えられ、[調整] セクションが追加されます。
【操作方法】
素材画像を開きます。素材画像は部屋の窓際に立つ女性で、光の入射角を構図とした陽光の温かみを感じる作品です。
素材画像を開く
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photo by sleepy sparrow
[レイヤー] メニューから、[スマートオブジェクト] → [スマートオブジェクトに変換] を選択して適用します。
スマートオブジェクトに変換
スマートオブジェクトに変換
スマートオブジェクトとは?
レイヤーや背景をスマートオブジェクトに変換しておくと、色調補正や変形、フィルターを適用した後でも、いつでも元の状態に戻すことができます。スマートオブジェクトへの変換は主流となっているので、できるものは何でも変換しておきましょう。
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暫定値の設定

[イメージ] メニューから、[色調補正] → [シャドウ・ハイライト] を選択します。[シャドウ] セクションの [量] に「50」% を入力します。
[ハイライト] セクションの [量] に「50」% を入力します。
[シャドウ] と [ハイライト] に中間値の「50」% を入力
[シャドウ] と [ハイライト] に中間値の「50」% を入力
元画像 → 暫定値による適用結果
暫定値から調整を始めよう!
[シャドウ・ハイライト] 最大の特徴は、明暗の量をシャドウ領域、ハイライト領域に分けて設定できることです。しかし、一般的な使い方としては、暗い部分を明るくすることが多いので、初期設定ではシャドウ領域のみ [量] に設定値が加えられています。
ハイライト領域を暗くしたい、または、ハイライト領域と合わせて全体を調整したい場合は、中間値の「50」% を暫定値として、その他の項目を設定していく方法がオススメです。
ハローを軽減する!
[ハイライト] セクションの [半径] を増減させると、シャドウとハイライトの隣接領域サイズが調整できます。
数値が大きいほどフラットな印象になり、ハローが軽減できます。これは、ハローが現れた階調幅を広くすることで、際立った印象を緩和させるもので、実際の階調の明るさ、暗さの変化はありません。
[半径] に「96」px を設定
[半径] に「96」px を設定
数値を小さくすると、ハローの階調幅が狭くなり、ディテールがはっきりしてきます。「0」px に設定すると、シャドウとハイライトの隣接領域からハローは無くなりますが、シャープさもなくなります。
境界線を際立たせる方法としてハローは有効です。しかし、空やべた塗りの背景などには、その違和感が目立ちます。かといって [量] の設定値を小さくして、ハローが目立たないようにすると、シャープさがどんどん減っていきます。
[半径] の設定値を大きくするということは、ハローの階調幅を広くするということです。ハローの階調幅が広すぎると、逆に目立たなくなるという特性をうまく活用しましょう。

階調範囲の調整

[シャドウ]、[ハイライト] セクションの [階調]、バージョン CS 6 以前では [階調の幅] を調整します。これは [量] で明るさを増減させる階調範囲を調整するもので、初期設定では中間値の「50」% に設定されています。
[シャドウ] と [ハイライト] の [階調] を調整
[シャドウ] と [ハイライト] の [階調] を調整
[シャドウ]、[ハイライト] セクションの [階調]は、階調の「明」と「暗」を分ける境界線の設定なので、初期設定の「50」% を大きく変える必要はありません。
[シャドウ] セクションの [階調] では、明るくする階調範囲を中間値から増減させたい場合に設定し、[ハイライト] セクションの [階調] では、暗くする階調範囲を中間値から増減させたい場合に設定します。
5 : 5 の階調範囲 (初期設定) → 6 : 4 の階調範囲
作例では、[シャドウ] セクションの [階調] に「60」%、[ハイライト] セクションの [階調] に「40」% を設定し、シャドウ領域の階調範囲を多めに、ハイライト領域の階調範囲を少なめにしています。
適用される階調範囲を 6 : 4 に設定
適用される階調範囲を 6 : 4 に設定
階調範囲を見極める!
[階調] の初期設定は 5 : 5、つまりシャドウ領域は 0 〜 128 階調レベルで、ハイライト領域は 128 〜 255 階調レベルが調整の対象となります。
しかし、適用する素材画像によって、この階調範囲が適しているとは限りませんよね? [シャドウ・ハイライト] は、暗い部分を明るく、明るい部分を暗くできる機能なので、この中間の境界線に適した位置へコントロールするのが [階調] の役割となります。
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