基本がわかる!RGBとCMYK

基本がわかる!RGBとCMYK「知っておきたい色の見え方」

基本がわかる!RGBとCMYK
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カラー設定

Photoshop を最初に起動したときは、目的の作業に適した [ カラー設定 ] を行います。[ カラー設定 ] は、色の見え方に大きく影響します。適切な設定が行われていないと、表示される色が変わってしまったり、作成した画像データの色が、他のパソコンで再現されにくくなります。
[ 編集 ] – [ カラー設定 ]
ショートカットキー: [ shift ] + [ command ( Ctrl ) ] + [ K ]
Photoshop の [ カラー設定 ] には、多くのプリセットが用意されています。プリセットとは、それぞれの項目が、あらかじめ設定されたものです。
【操作方法】
[ 編集 ] メニューから、[ カラー設定 ] を選択します。[ カラー設定 ] ダイアログの初期設定では、[ 設定 ] に [ 一般用 – 日本2 ] というプリセットが設定されています。
プリセットの用途などは、ダイアログ下部にある [ 説明 ] に表示されます。
[ 設定 ] に [ 一般用 - 日本2 ] を選択 ( 初期設定 )
[ 設定 ] に [ 一般用 – 日本2 ] を選択 ( 初期設定 )
カラー設定とは?
Photoshop の [ カラー設定 ] とは、個々の機器により異なる「色の違い」を、カラープロファイルで管理するものです。カラーマネジメント ( 色統一の管理 ) をする対象は、Photoshop だけではなく、パソコンやモニタ、プリンタやスキャナといった出入力機器も含みます。

作業用とカラーマネジメント

[ 作業用スペース ] とは、Photoshop で行う「色空間」を選択するセクションです。色空間とは、数値で形式化された色の見え方で、それぞれがカラープロファイルによって定義されています。
[ 作業用スペース ] セクションの [ RGB ] と、[ カラーマネジメントポリシー ] セクションの [ RGB ] を確認してみましょう。[ sRGB IEC61966-2.1 ] と [ 埋め込まれたプロファイルを保持 ] が設定されています。
これは、開く画像に埋め込まれたカラープロファイルを保持し、[ sRGB IEC61966-2.1 ] というカラープロファイルで作業を行う…といった内容です。略して「 sRGB 」です。
[ 一般用 - 日本2 ] の設定内容
[ 一般用 – 日本2 ] の設定内容
[ 一般用 – 日本2 ] を簡単に言うと、Web でも印刷でも、それなりに使えるプリセットです。しかし、Photoshop の作業では、この埋め込まれたカラープロファイルが邪魔になるケースも多いのです。したがって、初級ユーザーの方には、無難ではあるけれど、上級を目指す上では、オススメできない設定なのです。
カラー設定を見直そう!
迷ったら初期設定。ほとんどの場合、この鉄則で乗り越えられますが、[ カラー設定 ] では例外です。結論から言うと、すべての機器や用途を統一できる、適切な [ カラー設定 ] は存在しません。それは、パソコン用と印刷用で、色の見え方が大きく異なるからです。用途をハッキリ分けて考える方が、色の見え方の混乱を防げます。
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Web用のカラー設定

Web 用に限定するなら、[ Web・インターネット用 – 日本 ] がいいでしょう。
[ Web・インターネット用 – 日本 ] では、取り扱う画像データに埋め込まれた、RGB のカラープロファイルを変換します。
[ 設定 ] に [ Web・インターネット用 - 日本 ] を選択
[ 設定 ] に [ Web・インターネット用 – 日本 ] を選択
ここで注目する項目は、[ 作業用スペース ] セクションの [ RGB ] です。[ sRGB IEC61966-2.1 ] というのが、現在、設定されているカラープロファイルです。
一般的なパソコンやプリンタなどの初期設定では、この「 sRGB 」が使用されています。[ Web・インターネット用 – 日本 ] に設定しておくと、Photoshop で開いたすべてのRGB画像は、「 sRGB 」にプロファイル変換されます。
[ Web・インターネット用 - 日本 ] の設定内容
[ Web・インターネット用 – 日本 ] の設定内容
カラープロファイルとは?
カラープロファイルとは、パソコンやプリンタなど、個々の機器によって再現される色の違いを補正するための情報で、「 ICC プロファイル」とも呼ばれています。
sRGBとは?
「 sRGB 」とは、IEC ( 国際電気標準会議 ) が定めた「色空間」の国際標準規格です。パソコンやプリンタ、スマートフォンやデジタルカメラなど、一般的な機種のほとんどが採用している「色空間」で、パソコンなど機器への設定は、「カラープロファイル」で行います。
色空間とは、色の配列を座標で表して、曖昧な色の感じ方を数値で定義されたものです。難しいカラープロファイルにおいて、「標準的」や「一般的」という言葉は、とても心強いものです。
sRGB と Adobe RGB の色空間を比較
sRGB と Adobe RGB の色空間を比較
全世界の機器や画像が、ひとつのカラープロファイルで統一されていたら、プリセット [ 一般用 – 日本2 ]、または、[ Web・インターネット用 – 日本 ] でもいいでしょう。しかし、色の見え方がまったくちがう、パソコン用と印刷用がある限り、この統一は難しいものとなります。
Web 用なら sRGB で統一する!
プリセット [ Web・インターネット用 – 日本 ] に設定すると、[ 作業用スペース ] の [ RGB ] に [ sRGB IEC61966-2.1 ]、つまり、「 sRGB 」の色空間が適用されます。
大事なのはこの設定であり、何が何でも、[ Web・インターネット用 – 日本 ] でなければならない訳ではありません。プロファイルの破棄や手動による変換など、出力時に「 sRGB 」が適用されるように作業を組み立てましょう。
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印刷物用のカラー設定

印刷物用に適したプリセットは、[ プリプレス用 – 日本2 ] です。
[ プリプレス用 – 日本2 ] では、[ 作業用スペース ] セクションの [ RGB ] に [ Adobe RGB (1998) ] が設定されています。
[ 設定 ] に [ プリプレス用 - 日本2 ] を選択
[ 設定 ] に [ プリプレス用 – 日本2 ] を選択
Adobe RGBとは?
「 Adobe RGB 」とは、Adobe Systems が定めた色空間で、国際標準規格の「 sRGB 」よりも広い色再現領域を持ち、商業印刷などの専門的な分野で標準的に使われています。
[ プリプレス用 - 日本2 ] の設定内容
[ プリプレス用 – 日本2 ] の設定内容
「 Adobe RGB 」を簡単に言うと、CMYK カラーに適した RGB カラープロファイルです。「 sRGB 」設定時よりも、色の再現力が高くなります。印刷物の用途がある場合は、[ プリプレス用 – 日本2 ] を設定しておきましょう。用途に応じた [ カラー設定 ] ができたら、[ OK ] をクリックします。
sRGB と Adobe RGB の色空間を比較
sRGB と Adobe RGB の色空間を比較
印刷用なら Adobe RGB で統一する!
プリセット [ プリプレス用 – 日本2 ] に設定すると、[ 作業用スペース ] の [ RGB ] に [ Adobe RGB (1998) ] の色空間が適用されます。
[ カラーマネジメントポリシー ] では、すべての項目で [ 埋め込まれたプロファイルを保持 ] に設定されていますが、画像データを入稿する印刷所によって、独自のカラー設定や、カラープロファイルを指定する場合があります。データを作成する前に必ず入稿ガイドを確認しましょう。
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