【効果】逆光の位置を正確に設定する方法【詳細な光源の位置】

【効果】逆光の位置を正確に設定する方法【詳細な光源の位置】

【Photoshop基本操作】まるで本物のカメラで撮影したようなレンズフレアを加えられる [逆光] フィルター。しかし、思いどおりの位置に設定できないと感じたことはありませんか? 実は小さなプレビュー内に隠された詳細設定があります。[詳細な光源の位置] オプションは、座標値で逆光の位置を正確に設定できます。



ドキュメントの大きさで角度が変わる?
[逆光] フィルターでつくり出されるレンズフレアの角度は、光源の位置と適用するドキュメントの大きさによって自動設定されます。たとえば、正方形のドキュメントでは、ダイナミックさに欠ける結果になってしまう場合があります。そんなときは、35ミリフィルムの一般的なアスペクト比「3 : 2」で、疑似的な余白を加えましょう。適用後にトリミングすれば意図した効果が期待できます。

逆光の位置を正確に設定する方法

これから行う操作は、輝く光源とリアルなレンズフレア効果を作成できる [逆光] フィルターの設定方法です。逆光の位置は、ダイアログ内にあるプレビューで操作できますが、通常のダイアログには表示されていない [詳細な光源の位置] オプションを使用すれば、ドキュメント上の座標値で正確に行うことができます。
元画像 → 逆光の位置を正確に設定する

スマートオブジェクトに変換する

素材画像をダウンロードして開きます。素材画像は、[幅 : 1920 pixel]、[高さ : 1280 pixel]、[解像度 : 72 pixel/inch]、[カラーモード : RGB カラー] を使用しています。
素材画像を開く
素材画像を開く
[レイヤー] メニューから、[スマートオブジェクト] → [スマートオブジェクトに変換] を選択して適用します。
スマートオブジェクトを確認
スマートオブジェクトを確認
スマートオブジェクトとは?
[スマートオブジェクトに変換] を適用すると、[背景] やレイヤーが「スマートオブジェクト」に変換されます。スマートオブジェクトにすることで、切り抜き後の画像が再編集できます。[背景] に適用すると、レイヤー名が [レイヤー 0] に変更され、[背景] では設定できなかった [描画モード] や [不透明度]、[位置をロック] などが有効になります。
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【Photoshop講座】逆光を思いどおりの位置に輝かせる
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[情報]パネルを表示する

[ウィンドウ] メニューから、[情報] を選択します。[情報] パネルの右上にあるパネルメニューボタンをクリックし、メニューから [パネルオプション] を選択します。
[情報] パネルで [パネルオプション] を選択
[情報] パネルで [パネルオプション] を選択
[情報パネルオプション] ダイアログで、[マウスカーソルの座標軸] セクションの [定規単位] に [pixel] を選択し、[OK] をクリックします。
[定規単位] に [pixel] を選択
[定規単位] に [pixel] を選択
単位には [pixel] を選ぼう!
[マウスカーソルの座標軸] に [pixel] を選択することで、[情報] パネルに表示される単位が [pixel] に変更されます。これから行う [逆光] の [詳細な光源の位置] オプションでは、単位に [pixel] が使用されています。
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逆光の位置を読み取る

ドキュメント内で、光源を配置したい箇所にマウスカーソルを合わせます。ドキュメント内で合わせたマウスカーソルの位置は、[情報] パネルで読み取るまでそのままにしておきます。
光源を配置したい箇所をオンマウス
光源を配置したい箇所をオンマウス
カーソルを精細にしよう!
マウスカーソルは、現在、選択されているツールが表示されますが、詳細な箇所の座標値を読み取りたい場合は、[caps lock] キーを押して、マウスカーソルを [精細] にするか、[長方形選択ツール] を選択してください。十字のマウスカーソルが表示されます。
[情報] パネルで、[カーソルの座標値を調べる] の座標値をメモします。
表示された座標値をメモする
表示された座標値をメモする
横軸と縦軸のピクセル数!
作例では、[X] が「1420」、[Y] が「408」という座標値でした。[X] は横軸、[Y] は縦軸で、ドキュメントの左上を基点として、マウスカーソルの置かれているところが、横に 1420 pixel、縦に 408 pixel の座標上であることを示しています。
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[詳細な光源の位置] を表示する
[フィルター] メニューから、[描画] → [逆光] を選択します。[逆光] ダイアログで、プレビューを [option (Alt)] キーを押しながらクリックします。すると、[詳細な光源の位置] ダイアログが表示されます。
プレビューを [option (Alt)] + クリック
プレビューを [option (Alt)] + クリック
[詳細な光源の位置] ダイアログで、メモしておいた座標値を入力して、[OK] をクリックします。
[詳細な光源の位置] ダイアログを設定
[詳細な光源の位置] ダイアログを設定
[逆光] ダイアログのプレビューの光源の位置が、設定した座標値に変更されます。
光源の位置が座標値に変更される
光源の位置が座標値に変更される
小数点以下はどうする?
[詳細な光源の位置] ダイアログの入力ボックスには、小数点以下の数値が自動表示されます。これは、0.1 単位で設定できることを意味しますが、小数点以下は切り捨ててもかまいません。
[逆光]を適用する
[逆光] ダイアログで、[レンズの種類] セクションから [50-300mm ズーム] を選択します。
[明るさ] に「150」% を設定して、[OK] をクリックします。
[逆光] ダイアログを設定
[逆光] ダイアログを設定
逆光の位置を正確に設定することができました。
逆光の位置を正確に設定することができた
逆光の位置を正確に設定することができた
フレアの効果にこだわろう!
[逆光] フィルターの醍醐味は、何と言ってもレンズフレアの効果です。光源をドラマチックに演出してくれます。このレンズフレアは、[逆光] ダイアログの [レンズの種類] セクションで、赤い光琳や白く拡散したハードなものを選択できますが、その軌跡は、光源の位置とドキュメントの形状により自動設定されます。
正方形のドキュメントに適用 → 長方形のドキュメントに適用
それはそれでスゴイ機能なのですが、たとえば、正方形にトリミングした画像へ適用すると、レンズフレアの軌跡は、意図しない短いものになってしまいます。これを防ぐには、ドキュメントを元の長方形に戻します。といっても、正方形を長方形に切り抜くわけではありません。長方形の余白を加えるのです。余白が白であろうが黒であろうが、どんな画像でも [逆光] はちゃんと適用されますし、こうすることで、レンズフレアの軌跡を長くすることができます。

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