アルミの質感を合成する
円柱ワープで変形したラベルデザインは、グループに格納することで、ラベル領域のベクトルマスクが有効になります。元画像の陰影をそのまま反映させて、アルミのリアルな質感を合成しましょう。![STEP4までの状態](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns=%22http://www.w3.org/2000/svg%22%20viewBox=%220%200%20291%20291%22%3E%3C/svg%3E)
![アルミの質感を合成](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns=%22http://www.w3.org/2000/svg%22%20viewBox=%220%200%20291%20291%22%3E%3C/svg%3E)
![STEP4までの状態](https://psgips.net/wp-content/uploads/2024/07/ut139_05_01_00a.jpg)
![アルミの質感を合成](https://psgips.net/wp-content/uploads/2024/07/ut139_05_01_00b.jpg)
STEP 4 までの状態
アルミの質感を合成
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、レイヤー [ amore_1124 ] をドラッグして、グループ [ ラベルデザイン ] に格納します。すると、ベクトルマスクによって、ラベル領域の形状に切り抜かれます。
![グループに格納](https://psgips.net/wp-content/uploads/2022/06/ut139_05_01_01.jpg)
グループに格納
レイヤーを背面へ移動します。ショートカットキー : [ command ( Ctrl ) ] + [ [ ]
[ アルミの質感 ] を選択します。
描画モードに [ オーバーレイ ] を選択します。
![描画モード:オーバーレイ](https://psgips.net/wp-content/uploads/2022/06/ut139_05_01_02.jpg)
描画モード: オーバーレイ
すると、ラベル表面に、アルミの質感が合成されます。円柱ワープを使って、円筒形の缶に、ラベルを貼ることができました。
![円筒形の缶にラベルを貼ることができた](https://psgips.net/wp-content/uploads/2022/06/ut139_05_01_06.jpg)
円筒形の缶にラベルを貼ることができた
質感と光沢の調整は?
元の写真素材を利用した質感と光沢の効果は、対象の素材が「白メカ」や無地のものに限ります。ラベル表面の質感や光沢が強い場合は、レイヤー [ アルミの質感 ] の [ 不透明度 ] で調整します。数値が小さくなるほどフラットになります。
![不透明度:50%](https://psgips.net/wp-content/uploads/2022/06/ut139_05_01_06b.jpg)
不透明度: 50%
![質感と光沢が弱くなる](https://psgips.net/wp-content/uploads/2022/06/ut139_05_01_06c.jpg)
質感と光沢が弱くなる
![](https://psgips.net/wp-content/uploads/2022/05/toonme200x200.jpg)
フリーのグラフィックデザイナーです。カタログ、ポスター、パッケージなど様々な分野に携わってきました。