【カラールックアップ】ワンクリックでヴィンテージ風写真に変える

【色調補正】ワンクリックでヴィンテージ風写真に変える【カラールックアップ】

【Photoshop基本操作】おしゃれなヴィンテージ風写真に加工できるアプリ「Instagram (インスタグラム)」のような機能が Photoshop にも搭載されています。それは [カラールックアップ] という色調補正ツールです。あらかじめインストールされたプリセットファイルを選択するだけで、写真がドラマチックな色調に変換できます。


さまざまな効果を把握しておく!
[カラールックアップ] は、メニューから選択するだけで適用できるので、とにかく、片っ端から設定を変えてみるのもいいですが、シャープ or フラット、暖色系 or 寒色系のように、効果の特徴で名前を覚えておくと、引き出しから取り出すスピードが速くなります。まず、お気に入りの効果を見つけておきましょう。

カラールックアップの適用方法

カラールックアップは、色調補正ツールのひとつです。ドキュメントの単独レイヤー、または選択範囲内に適用できるほか、調整レイヤーによる非破壊編集も可能です。ここでは、調整レイヤーの設定例をご紹介しましょう。

【操作方法】
素材画像をダウンロードして開きます。[カラーモード] に [RGB カラー] が設定された素材画像を開きます。作例では、[幅 : 1280 pixel]、[高さ : 1920 pixel]、[解像度 : 72 pixel] の画像を使用しています。
素材画像を開く

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photo by 1103997
カラールックアップとは?
計算処理に基づいた色の配列 (ルックアップテーブル) を適用して、統一したカラー調整を行うものです。画像処理の分野では「LTU」と呼ばれます。
メディアに対して幅広く適用できるため、動画用の機能として活用されることが多いです。LTU は、対象のドキュメントやアプリケーションによって形式が異なります。
[レイヤー] パネルで、[塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成] をクリックし、メニューから [カラールックアップ] を選択して、[カラールックアップ 1] を作成します。
[カラールックアップ 1] を作成

[カラールックアップ 1] を作成
[属性] パネルで、[3D LTU ファイル] のメニューから、任意のプリセットファイルを選択します。ここでは、[filmstock_50.3dl] を選択しました。各セクションのラジオボタンをクリックする必要はありません。
[カラールックアップ] ダイアログを設定

[カラールックアップ] ダイアログを設定
[カラールックアップ] が適用できました。
[カラールックアップ] 適用例
[3D LTU ファイル] とは?
統一したカラー調整を行うために、計算式が記述されたプリセットファイルです。RGB 各色のひとつの入力値に対して、ひとつの出力値を参照する「1次元 LTU」では、たとえば、コントラストを強くすると彩度も高くなってしまうことがあります。
RGB 各色の3つの入力値の組み合わせに対して、3つの出力値の組み合わせを参照する「3次元 LTE」では、たとえば、コントラストを強くしながら彩度を抑えることができます。[3D LTU ファイル] には、3dl、cube、csp というファイル形式 (拡張子) があります。
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3つのセクション

[カラールックアップ] には、さまざまな 3D LTU ファイル、またはカラープロファイルが用意されています。[3D LTU ファイル]、[抽象]、[デバイスリンク] といった3つのセクションがあり、それぞれのメニューから 3D LTU ファイル、またはカラープロファイルを選択します。
[カラールックアップ] ダイアログを設定

[カラールックアップ] ダイアログを設定
新しい 3D LTU ファイルを読み込む
各メニューの上にある [〜を読み込み] を選択すると、新しい 3D LTU ファイル、またはカラープロファイルが読み込めます。
読み込めるファイルは、look、3dl、cube、csp、icc の拡張子が付いたもので、[ファイル] → [書き出し] → [カラールックアップテーブル] を選択し、カラールックアップテーブルをエクスポートすると、[カラールックアップ] に適用できるプリセットファイルが作成できます。

昇順と降順で効果を逆転

[3D LTU ファイル] のセクションから、拡張子に [〜.cube] が付いたプリセットファイルを選択すると、[データの順序] と [テーブルの順序] を選択できるオプションが表示されます。
[カラールックアップ] ダイアログを設定

[カラールックアップ] ダイアログを設定
[RGB] の順序を降順の [BGR] に設定すると、たとえば、暖色系のものが寒色系になります。降順、昇順がそれぞれ設定できるので、組み合わせによって、まったく違う効果が作成できます。
[データの順序] と [テーブルの順序] を入れ替えた例

[データの順序] と [テーブルの順序] を入れ替えた例
ディザとは?
[ディザ] にチェックマークを入れると、グラデーションを限られた色のパターン (ピクセルドットで間引かれた粒子) にして、階調が段階的な縞状になってしまう現象「バウンディング」を防ぎます。
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