明度を抽出する
カラー画像から、明度の違いを抽出するには、[ 演算 ] を使用します。[ 演算 ] では、RGB チャンネルに同じ数値を割り当てることで、簡単に「色のない世界」がプレビューできます。
【操作方法】
[ イメージ ] メニューから、[ 演算 ] を選択します。[ 演算 ] ダイアログで、[ 第 1 元画像 ] セクションの [ チャンネル ] に [ グレー ] を選択します。
![[チャンネル:グレー]](https://psgips.net/wp-content/uploads/2021/09/ut081_02_01.jpg)
[ チャンネル : グレー ]
すると、グレースケールに変換された画像が、ドキュメントウィンドウにプレビューされます。
![元画像 → グレースケールに変換 (プレビュー)](https://psgips.net/wp-content/uploads/2021/09/ut081_02_02.jpg)
グレースケールとは?
グレースケールとは、画像の階調を黒、白だけで構成したもので、パソコン表示では通常、1チャンネル、256 段階の階調、および、明度調整で再現されます。
![グレースケール](https://psgips.net/wp-content/uploads/2021/09/ut081_02_02b.jpg)
グレースケールに変換すると、色相、彩度の情報は破棄され、明度の情報だけが残ります。このため、色域の境界は不明となり、明度の境界がプレビューで確認できるようになります。
![](https://psgips.net/wp-content/uploads/2022/05/toonme200x200.jpg)
フリーのグラフィックデザイナーです。カタログ、ポスター、パッケージなど様々な分野に携わってきました。