【色調補正】色の濁りを取って鮮やかな青空にする方法【特定色域の選択】

【色調補正】色の濁りを取って鮮やかな青空にする方法【特定色域の選択】

空の青色を強調する

[特定色域の選択] の [属性] パネルが表示できたら、この補正のキーとなる [シアン系] と [ブルー系] の設定を行いましょう。
元画像 → 空の青色を強調する

シアン系の設定

[属性] パネルで、[選択方式] に [絶対値] をクリックして選択します。
[絶対値] をクリック

[絶対値] をクリック
[カラー] に [シアン系] を選択します。
[シアン系] を選択

[シアン系] を選択
[シアン] に「+50」%、[マゼンタ] に「+25」%、[イエロー] に「-20」%、[ブラック] に「0」% を設定します。
[シアン系] を設定

[シアン系] を設定
50% を MAX 値にする!
[選択方式] に [絶対値] を選択すると、ピクセルに含まれるカラー比率に対して、調整率を加算、または減算した変化の大きい調整が行えます。
[選択方式] に [絶対値] を選択

[選択方式] に [絶対値] を選択
[絶対値] は、対象のピクセルのカラー情報に調整率が加算されるので、事実上は 50% くらいの設定値が MAX 値になります。たとえば、対象色がシアン 50% (H:205 / S:37 / B:95) の場合、[相対値] と [絶対値] の特性は、以下の図のようになります。
[特定色域の選択] の特性

[特定色域の選択] の特性
[特定色域の選択] では、設定値の増減に対して、彩度 (S) の比率を割当てます。横軸が [特定色域の選択] の設定値で、縦軸が彩度の比率です。シアン 50% の彩度換算は「37%」なので、そこが調整値の起点「0」になります。
[相対値] では、設定値の全域で、S:29 〜 S:45 の増減がありますが、[絶対値] では、設定値に変動幅 (-34 〜 +60) があり、S:29 〜 S:50 の増減があります。これはあくまで、シアン 50% を計測した結果ですが、[相対値] と [絶対値] 双方に、調整できない領域があることに注意しなければなりません。
対象色がシアン 50% の場合、それが [絶対値] であっても、設定値 +60 で S:50 に達するので、それ以上の数値を設定しても意味がありません。高い設定値では、ノイズが目立つようになるので、[絶対値] では 50% という制限を設けておいた方が無難です。

ブルー系の設定

[属性] パネルで、[カラー] に [ブルー系] を選択します。
[ブルー系] を設定

[ブルー系] を設定
[シアン] に「+50」%、[マゼンタ] に「+10」%、[イエロー] に「-20」%、[ブラック] に「0」% を設定します。
[ブルー系] を設定

[ブルー系] を設定
元画像 → [シアン系] と [ブルー系] を設定
青空を濁らせているのはイエロー
[特定色域の選択] の [カラー] は、調整の対象となる色域を選択するものです。[シアン系]、[ブルー系] は空の色なので、[シアン] の設定値を (+) 側に大きくすると、青色をより強い青色にすることができます。
マンセル表色系の色相環 → RGB スペクトルの色相環
色相をスペクトル (光の波長) の順序に配列した円環状の図表、色相環 (しきそうかん) では、角度で対面する色相が補色 (反対色) となります。補色は強い影響を及ぼすので、色を濁らせる要素として考えられます。
C 50 / M 30 / Y 20 → C 100 / M 55 / Y 0
[特定色域の選択] の利点は、負の調整が行えることです。青色をより強い青色にする一方で、青色を濁らせている黄色の要素を弱くできるので、操作イメージも理解しやすく、思い通りの調整が行えます。
ブルーの補色はイエロー

ブルーの補色はイエロー

調整値を増幅させる設定

[特定色域の選択] には、調整できない領域があります。しかし、その調整値を増幅させるウラ技もあります。
[レイヤー] パネルで、[特定色域の選択 1] を [新規レイヤーを作成] にドラッグします。
[特定色域の選択 1 のコピー] が作成されたことを確認します。
[新規レイヤーを作成] にドラッグ

[新規レイヤーを作成] にドラッグ
調整値を増幅させることで、さらに空の青色を強調することができました。
[シアン系] と [ブルー系] の Max 値 → 複製で調整値を増幅させる
なぜ増幅できるの?
[特定色域の選択] は、対象色の彩度に起点を置きます。なので、調整レイヤーを複製すれば、調整後の彩度が対象色となるので、起点の底上げが行われるワケです。起点の彩度が大きくなれば、それだけ結果も大きくなります。
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