ポップアートを生成する
生成レイヤーによって、背景を置き換えたドキュメントに、再び、[ 生成塗りつぶし ] を適用します。選択範囲の不透明度には、50 % が設定済です。元画像のイメージを保持しながら、ポップアート風に生成しましょう。
画像描画モード (通常)
ポップアート風を生成する
生成を開始
ドキュメント全体に、ポップアート風を生成しましょう。クイックマスクモードで作成した選択範囲でも、コンテキストタスクバーには、[ 生成塗りつぶし ] を発動するボタンが表示されています。
【操作方法】
[ 生成塗りつぶし ] をクリックします。[ 編集 ] – [ 生成塗りつぶし ]
プロンプトに、次のテキストを入力します。現在は日本語に対応しています。
pop art (ポップアート) portrait (肖像画) simple illustration (シンプル・イラストレーション) flat design (平坦なデザイン) graphic (グラフィック) surprised (驚く) pretty (可愛い) vivid color (鮮やかな色)
[ 生成 ] をクリックします。
すると、画像生成が始まります。クラウド処理のため時間がかかります。
画像生成が完了しました。
画像生成が完了すると、生成レイヤーが作成されます。
レイヤーマスクが無効?
ここでは、[ 生成レイヤー ] 全体を、50 % の選択率で生成したことになります。しかし、生成されたレイヤーマスクは、すべてが真っ白です。つまり、100 % の表示領域です。
通常の操作によるクイックマスクでは、10 % の表示領域を持つ、レイヤーマスクが追加されることから、生成レイヤーには、特別なアルゴリズムが、設定されていると思われます。
バリエーションを選択
[ プロパティ ] パネルに表示されている、バリエーション・サムネールをクリックすると、ドキュメントウィンドウが、その生成結果に切り替わります。細部の仕上がりを確認しましょう。
【操作方法】
[ プロパティ ] パネルで、[ バリエーション ] を展開します。
生成された3種類の中から、適した画像を選択します。
適した結果が出ない場合は、[ 生成 ] をクリックして、新しいバリエーションを追加します。
バリエーションの上限は [ 60 ] です。
画像生成が完了しました。
生成された新しいバリエーションを選択します。
ここでは、躍動感や色彩を重視して、最適なバリエーションを決定しました。
「生成塗りつぶし」を使って、人物の写真を、ポップアート風に加工することができました。
最適な生成結果を選ぼう!
バリエーションの追加は、現在、選択中の生成レイヤーから、コンテキストタスクバー、または、[ プロパティ ] の [ 生成 ] をクリックすることで行えます。
適用量 50 % では、元画像のイメージから離れた結果が多くなります。抽象的なタッチによって、ポップアートらしさもアップします。細部にはこだわらず、テーマで絞って、最適な生成結果を選択しましょう。
フリーのグラフィックデザイナーです。カタログ、ポスター、パッケージなど様々な分野に携わってきました。