【Photoshop基本操作】ドキュメントに文字を入力すると、テキストレイヤーが自動的に作成されます。テキストレイヤーは、通常のレイヤーとは異なり、描画や塗りつぶし、色調補正、フィルターの適用はできません。まず、ポイントテキストの入力方法をマスターして、センターに合わせる方法を学びましょう。
操作を2段階で組み合わせる!
ドキュメントの中心点は、横軸と縦軸の座標で求められます。最初の操作で横軸の中央へ整列、次の操作で縦軸の中央へ整列すると、ドキュメントの中心点に移動できるワケです。少々めんどくさい操作ですが、このように2段階の操作を組み合わせると、9通りの正確な位置に文字を揃えることができます。
文字入力とレイアウトの基本を学ぶ
これから行う操作は、ドキュメントに文字を入力し、正確な位置に合わせる方法です。文字を入力する際には、フォントに関する基本的な知識も必要とします。題字と文章をバランスよく組み合わせ、画像の中央に配置しましょう。

グループの作成
レッスンでは、題字と文章を組み合わせてひとつの要素とするため、あらかじめ [グループ] を作成して、2つのテキストレイヤーを同時に移動できるようにしておきます。
[レイヤー] パネルで、[新規グループを作成] をクリックします。
[グループ 1] が作成されたことを確認します。
![[グループ 1] を作成](https://psgips.net/wp-content/uploads/2017/02/km042_01_03.png)
[グループ 1] を作成
オプションバーで、[フォントファミリーを設定]、[フォントスタイルを設定] に任意のフォントを設定します。
[フォントサイズを設定] メニューから、[72 pt] を選択します。
![フォントサイズに [72 pt] を選択](https://psgips.net/wp-content/uploads/2017/02/km042_01_04.png)
フォントサイズに [72 pt] を選択
任意のフォントを設定!
作例では、「Humanist」を設定していますが、フォント環境はご使用のパソコンによって異なります。リスト表示される任意のフォントを設定してください。
[アンチエイリアスの種類を設定] に [滑らかに] を選択します。
[整列オプション] に [テキストの左揃え] を選択します。
[テキストカラーを設定] のカラーボックスをクリックし、[カラーピッカー] で「ホワイト」を設定します。

その他のオプションを設定
フォントサイズは暫定値!
題字は大きく見せたいので、ここでは、メニューから選べる最大のフォントサイズを暫定的に設定しています。
[フォントサイズを設定] で設定したフォントサイズの結果は、使用するフォントにより見え方が統一されていません。とうぜん文字数により全体の幅も変わります。