不足領域を拡張する
[ 編集 ] メニューから、[ コンテンツに応じて拡大・縮小 ] を選択します。すると、変形のバウンディングボックスが表示されます。

変形のバウンディングボックスが表示される
オプションバーで、[ 縦横比を固定 ] を無効にします。
[ 適用量 ] に [ 100% ] を入力します。
![[縦横比を固定]を無効](https://psgips.net/wp-content/uploads/2021/08/ut128_03_02.jpg)
[ 縦横比を固定 ] を無効
[ 保護 ] に [ アルファチャンネル 1 ] を選択します。
![[保護]に[アルファチャンネル1]を選択](https://psgips.net/wp-content/uploads/2021/08/ut128_03_02c.jpg)
[ 保護 ] に [ アルファチャンネル 1 ] を選択
適用量は守る率!
[ コンテンツに応じて拡大・縮小 ] の [ 適用量 ] は、自動検出する保護領域の量です。保護領域とは、選択範囲でアルファチャンネルを作成した箇所です。

スキントーンを保護
たとえば、対象画像に複数の保護領域がある場合でも、それぞれの領域を保護しながら背景を変形します。[ スキントーンを保護 ] をオンにすると、画像内にある肌色のピクセルが保護されます。
スケールダウンが基本!
ラスター画像の場合、拡大・縮小などの変形を行うと画質は劣化します。不足している領域を拡張するといった [ コンテンツに応じて拡大・縮小 ] にも、このようなリスクが伴います。
仕上げサイズの縦横比でカンバスサイズを割り出し、高解像度の状態で適用するのは、なるべく画質を劣化させないためです。スケールダウンする場合は、[ コンテンツに応じて拡大・縮小 ] を適用した後に行ってください。
ボックスの操作
ドキュメントに表示されたバウンディングボックスの左端ハンドルを左側へドラッグします。

左端ハンドルを左側へドラッグ
ドキュメントの左端にスナップできたら、マウスボタンを離します。スナップ : ガイドなどに吸着させる操作

ドキュメントの左端にスナップ
バウンディングボックスの右端ハンドルを右側へドラッグします。

右端ハンドルを右側へドラッグ
ドキュメントの右端にスナップできたら、マウスボタンを離します。

ドキュメントの右端にスナップ
[ enter ] キーを押して、変形を確定します。

不足している領域を拡張することができた

フリーのグラフィックデザイナーです。カタログ、ポスター、パッケージなど様々な分野に携わってきました。