【トリミング】足りない領域を一瞬で伸ばす方法「水平線編」【コンテンツに応じて拡大・縮小】

【トリミング】足りない領域を一瞬で伸ばす方法「水平線編」【コンテンツに応じて拡大・縮小】

足りない領域を一瞬で伸ばす方法
− 水平線編 −
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不足領域を拡張する

変形から保護する領域が設定できたら、[ コンテンツに応じて拡大・縮小 ] で、不足領域を拡張する操作を行いましょう。
【操作方法】
[ 編集 ] メニューから、[ コンテンツに応じて拡大・縮小 ] を選択します。すると、変形のバウンディングボックスが表示されます。
変形のバウンディングボックスが表示される
変形のバウンディングボックスが表示される
オプションバーで、[ 縦横比を固定 ] を無効にします。
[ 適用量 ] に [ 100% ] を入力します。
[縦横比を固定]を無効
[ 縦横比を固定 ] を無効
[ 保護 ] に [ アルファチャンネル 1 ] を選択します。[ 保護 ] を使用しない場合は、[ なし ] を選択します。
[保護]に[アルファチャンネル1]を選択
[ 保護 ] に [ アルファチャンネル 1 ] を選択
適用量は守る率
[ コンテンツに応じて拡大・縮小 ] の [ 適用量 ] は、自動検出する保護領域の量です。保護領域とは、選択範囲でアルファチャンネルを作成した箇所です。
スキントーンを保護
スキントーンを保護
たとえば、対象画像に複数の保護領域がある場合でも、それぞれの領域を保護しながら背景を変形します。[ スキントーンを保護 ] をオンにすると、画像内にある肌色のピクセルが保護されます。
スケールダウンが基本
ラスター画像の場合、拡大・縮小などの変形を行うと画質は劣化します。不足している領域を拡張するといった [ コンテンツに応じて拡大・縮小 ] にも、このようなリスクが伴います。
仕上げサイズの縦横比でカンバスサイズを割り出し、高解像度の状態で適用するのは、なるべく画質を劣化させないためです。スケールダウンする場合は、[ コンテンツに応じて拡大・縮小 ] を適用した後に行ってください。

ボックスの操作

変形のバウンディングボックスは、8箇所のハンドルをドラッグすることで、拡大・縮小の操作が行えます。ここでは、縦横比を固定せず、水平方向に拡大します。
【操作方法】
ドキュメントに表示された、バウンディングボックスの左端ハンドルを、左側へドラッグします。
左端ハンドルを左側へドラッグ
左端ハンドルを左側へドラッグ
ドキュメントの左端にスナップできたら、マウスボタンを離します。スナップ : ガイドなどに吸着させる操作
ドキュメントの左端にスナップ
ドキュメントの左端にスナップ
バウンディングボックスの右端ハンドルを右側へドラッグします。
右端ハンドルを右側へドラッグ
右端ハンドルを右側へドラッグ
ドキュメントの右端にスナップできたら、マウスボタンを離します。
ドキュメントの右端にスナップ
ドキュメントの右端にスナップ
[ enter ] キーを押して、変形を確定します。
不足している領域を拡張することができた
不足している領域を拡張することができた
遠近法の背景に
遠近感のある構図では、パースに段差が発生したり、偏った変形が加わったり、なかなか思うようにできません。そんなときは、画面を分割して、それぞれ個別に適用してみましょう。
縦横比率2:1に拡張
足りない領域を一瞬で伸ばす方法「パース編」
塗りつぶして増やす
足りない領域が空や地面など、同じパターンで増やせる場合は、[ コンテンツに応じた塗りつぶし ] が適しています。初期設定のままでも驚くような結果が期待できます。
広範囲を塗りつぶして足りない領域を増やす
映っちゃったモノをなかったように消す方法
革命をもたらす新機能!
Photoshop (Beta) の新機能「生成塗りつぶし (ジェネレーティブ塗りつぶし) 」は、画像生成 AI「Adobe Firefly (Beta)」の機能を、そのままコンテンツ内で使用できるようにしたものです。これまで、何時間もかかったような画像の修正や加工作業が、ほんの数分で仕上げることができます。しかも、驚くようなクオリティです。
生成(ジェネレーティブ)塗りつぶし
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