基本がわかる!色かぶりの補正「ホワイトバランスと色温度」

基本がわかる!色かぶりの補正「ホワイトバランスと色温度」【CameraRaw】【トーンカーブ】

基本がわかる!色かぶりの補正
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CHAPTER-03

トーンカーブで除去する

色かぶりの原因やホワイトバランスのしくみが理解できたら、[ トーンカーブ ] に挑戦してみましょう。[ トーンカーブ ] には、[ 自動カラー補正オプション ] という機能があります。難しい操作をしなくても、対象画像に適した設定を自動的に行ってくれます。
色かぶりを[トーンカーブ]で除去
[ トーンカーブ ] とは、[ レベル補正 ] の調整点 ( シャドウ、ハイライト ) に加え、最大16箇所のポイントを調整することができる「画像補正の最強ツール」です。カーブ操作で感覚的に補正できる反面、機能が複雑で理解するのが難しいツールでもあります。[ トーンカーブ ] を最初に操作する課題として、「色かぶりの除去」は適しています。

トーンカーブの作成

素材画像をダウンロードして開きます。素材画像は、[ 幅 : 1600 pixel ]、[ 高さ : 1200 pixel ] 、[ 解像度 : 72 pixel/inch ]、[ カラーモード : RGB カラー ] を使用しています。
素材画像を開く
素材画像を開く
[ レイヤー ] パネルで、[ 塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成 ] をクリックし、メニューから [ トーンカーブ ] を選択して、[ トーンカーブ 1 ] を作成します。
[トーンカーブ1]を作成
[ トーンカーブ 1 ] を作成
調整レイヤーを作成すると、自動的に [ 属性 ( プロパティ ) ] パネルが表示されます。
[属性(プロパティ)]パネルを確認
[ 属性 ( プロパティ ) ] パネルを確認
調整レイヤーとは?
調整レイヤーとは、ドキュメントやレイヤー単位で色調補正が行えるオプション機能です。調整レイヤーを作成することで、元画像の内容をそのまま保つことができ、設定した後でも再編集が可能になります。
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ヒストグラムとは?
[ トーンカーブ ] ダイアログで、まず目につくのは、何やら難しそうな山型のグラフです。これを「ヒストグラム」といいます。ヒストグラムは、画像内のピクセル分布を、明るさのレベル別にグラフ化したものです。横軸が明るさの階調レベル ( O 〜 255 ) を示し、縦軸が分布されたピクセル数を示します。
ヒストグラムの読み方
ヒストグラムの読み方
色かぶり画像の特徴!
ヒストグラムを見れば、現在の画像の状態が正確にわかります。チャンネルを [ レッド ]、[ グリーン ]、[ ブルー ] に切り替えてみましょう。
【操作方法】
[ 属性 ( プロパティ ) ] パネルで、チャンネル [ レッド ] を選択します。
チャンネル[レッド]を選択
チャンネル [ レッド ] を選択
チャンネル [ レッド ] が選択されていることを確認し、表示されているヒストグラムを確認します。
チャンネルを切り替えてヒストグラム確認する
チャンネルを切り替えてヒストグラム確認する
それぞれのヒストグラムを見比べてください。山型の左右の長さ ( 階調幅 ) が違いますね? これが色かぶりを起こした画像の特徴です。ピクセル分布がされていない領域の、最も明るいハイライト点を揃え、この山型の階調幅を整えると、色かぶりの除去は行えます。
階調レベルの長さとピクセル分布の比較
ハイライト点が揃うと?
R、G、B、それぞれの設定値が同じとき、つくり出されるカラーは、黒色か、グレーか、白色のいずれかです。中間調のグレーは、「明度」の差はありますが、「色相」や「彩度」を含まない、「ニュートラルグレー」という概念で統一されています。これは、どの階調レベルにおいても同じです。
RGBの設定値が同じになる(黒色)
RGBの設定値が同じになる(50%グレー)
RGBの設定値が同じになる(白色)
RGB の設定値が同じになる
たとえば、ハイライト点の階調レベルを[ 255 ]で揃えると、画像の最も明るい部分が真っ白になり、色かぶりが除去できるワケです。これは [ 255 ] に限らず、それより小さな数値でも同じです。この場合、最も明るいニュートラルグレーがハイライト点になります。

自動補正の設定

[ 属性 ( プロパティ ) ] パネルで、チャンネルに [ RGB ] を選択します。
チャンネルに[RGB]を選択
チャンネルに [ RGB ] を選択
[ option ( Alt ) ] キーを押しながら、[ 自動補正 ] をクリックします。すると、[ 自動カラー補正オプション ] ダイアログが表示されます。
[自動補正]をoption+クリック
[ 自動補正 ] を [ option ( Alt ) ] + クリック
[ 自動カラー補正オプション ] ダイアログで、[ アルゴリズム ] セクションの [ カラーの明るさと暗さの平均値による調整 ] をクリックします。
[ 中間色をスナップ ] にチェックマークを入れて、[ OK ] をクリックします。
[自動カラー補正オプション]ダイアログを設定
[ 自動カラー補正オプション ] ダイアログを設定
[自動カラー補正オプション]を適用(未調整)
色かぶりアルゴリズム
[ トーンカーブ ] の [ 自動カラー補正オプション ] には、用途に合わせた4種類のアルゴリズムがあります。この中の [ カラーの明るさと暗さの平均値による調整 ] は、色かぶりを除去するためのアルゴリズム ( 定式化された処理手順 ) で、ハイライト点の RGB が揃えられます。
[ 中間色をスナップ ] にチェックマークを入れると、画像内からグレーに近い色を検出して、ニュートラルグレーになるよう中間調を調整します。

設定値の確認

[ 属性 ( プロパティ ) ] パネルで、[ トーンカーブ ] の設定を確認してみましょう。[ レッド ]、[ グリーン ]、[ ブルー ] のハイライト点が、それぞれ変化しています。
[ 属性 ( プロパティ ) ] パネルで、[ トーンカーブ ] の設定を確認してみましょう。[ レッド ]、[ グリーン ]、[ ブルー ] のハイライト点が、それぞれ変化しています。
[トーンカーブ]のヒストグラムを確認
[ トーンカーブ ] のヒストグラムを確認
階調レベルを伸縮する!
次の図では、各チャンネルのハイライト点 ( 調整点 ) が、階調レベル [ 255 ] に調整されたことを表しています。
各チャンネルのヒストグラムを確認
階調レベルの伸縮は、シャドウ点、およびハイライト点を伸ばして、階調幅を増やします。たとえば、元のピクセル分布がいちばん短い階調幅のチャンネル [ ブルー ] は、歯抜け状態で並べ替えられ、階調幅が広いチャンネル [ レッド ] のようなヒストグラム形状に伸ばされます。

適用度の調整

[ トーンカーブ ] で除去した色かぶりの適用度を調整します。適用度の調整は、調整レイヤーの [ 不透明度 ] を利用します。
[ レイヤー ] パネルで、[ 不透明度 ] に [ 75% ] を入力して、[ トーンカーブ ] 調整レイヤーの適用度を調整します。
不透明度で適用度を調整
不透明度で適用度を調整
不透明度を75%に設定
不透明度を 75% に設定
元画像でブレンドする!
[ 不透明度 ] での調整は、たとえば、[ 50% ] に設定すると、[ トーンカーブ ] の適用度が 1/2 弱まるので、ハイライト点の明るさも 1/2 に減少します。明るさを維持しながら色調だけを調整したい場合は、[ トーンカーブ ] の各チャンネルで、中間点の位置を微調整します。
不透明度による適用度の変化
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【Photoshop講座】基本がわかる!色かぶりの補正
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