【文字&レイアウト】アンチエイリアスを無効にする方法【ビットマップフォント】

【文字&レイアウト】アンチエイリアスを無効にする方法【ビットマップフォント】

【Photoshop基本操作】アンチエイリアスを無効にすると、フォントの形状を構成するドットは、白と黒にはっきり分割されます。しかし、ドットデザインが用意されていないアウトラインフォントでは、読みづらいギザギザの形状になるだけです。適切なビットマップフォントを使用して、小さな文字をはっきり鮮明にしましょう。



「ビットマップ崩れ」を見極める!
アンチエイリアスを無効にする用途は、小さな文字や図形をはっきり鮮明に見せるためです。ビットマップフォントといえども、フォントサイズがドットに合致してないと、適切な形状は表示されません。これを「ビットマップ崩れ」といいます。ビットマップ崩れは、適切なフォントサイズでも現れる場合があるので、ちょっとした「裏技」を覚えておくと便利です。

ビットマップフォントの設定

ビットマップフォントは、1文字がドットで構成されています。初期のコンピューターでは標準的に使われていて、拡大するとジャギー (ギザギザ線) が目立ちます。滑らかな境界線を持つ「アウトラインフォント」が登場して以来、活躍する場面は少なくなりましたが、画像内に入れる小さな文字や、データ容量を軽減できるなどのメリットも多くあります。
48 pt のアウトラインフォント → 12 pt のビットマップフォント (400% 拡大)

アンチエイリアスを無効にする

[ツール] パネルから、[横書き文字ツール] を選択します。
[横書き文字ツール] を選択
[横書き文字ツール] を選択
オプションバーで、[フォントファミリーを設定] に [Osaka] を選択します。
[フォントスタイルを設定] に [レギュラー] を選択します。
フォントに「Osaka レギュラー」を設定
フォントに「Osaka レギュラー」を設定
Osaka とは?
ここでは、Mac OS 日本語版のシステムフォント [Osaka] を使用しています。[Osaka] は、OS X でも標準インストールされているもので、ビットマップ時の表示が見やすくデザインされています。
[フォントサイズを設定] に「12 pt」を選択します。
[アンチエイリアスの種類を設定] をクリックし、メニューから [なし] を選択します。
アンチエイリアスに [なし] を選択
アンチエイリアスに [なし] を選択
アンチエイリアスの種類と無効!
オプションバーの [アンチエイリアスの種類を設定] は、アンチエイリアスの効果を強くしたり、シャープにしたりする「方式」を選択するもので、効果の強弱をコントロールするものではありません。使用するフォントの種類やサイズ、描画色や背景色などの諸条件によって、適用結果は微妙に異なります。それぞれの効果を比較してみましょう。
Osaka レギュラー 12 pt の適用結果
Osaka レギュラー 12 pt の適用結果
アンチエイリアスの適用結果は、上から [なし]、[シャープ]、[鮮明]、[強く]、[滑らかに]、[Mac LCD]、[Mac] です。白地にはブラック、黒地にはホワイトのテキストカラーを設定しています。
フォントサイズが 12 pt の適用結果では、鮮明さにおいて [なし] が最も適していると思われます。もちろん、これは好みによって違うものですが、小さい文字の役割としての見やすさ、読みやすさという点で、アンチエイリアスを無効にすることが効果的であるというひとつの例です。
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文字を入力する

ドキュメント内をクリックして、文字を入力します。
文字を入力
文字を入力
すべての入力を終えたら、オプションバーで、[現在の編集をすべて確定] をクリック、または [enter] キーを押して確定します。
ビットマップフォントが入力できた
ビットマップフォントが入力できた
ビットマップフォントは小さく使う!
アンチエイリアスを [なし (無効)] にしてテキストを入力、またはテキスト入力後にアンチエイリアスを [なし (無効)] に設定すると、文字の境界線にジャギー (ギザギザ線) が現れます。このようなテキストを、アウトラインフォントの「ビットマップ化」や「ビットマップフォント」と呼ばれています。
[Osaka] の入力例 (200% 拡大)
[Osaka] の入力例 (200% 拡大)
[Osaka] は、システムフォントとして設計されたフォントなので、9 pt、10 pt、12 pt、14 pt、18 pt、24 pt などのサイズで、専用にデザインされたビットマップデータが含まれています。しかし、ビットマップフォントと言えども限界はあります。小さいサイズになればなるほど、複雑な漢字では線を省略したり、形がデフォルメされています。デザイン的には、12 pt くらいが充実しているのではないでしょうか。
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ビットマップ崩れと回避方法

ビットマップフォントの「ビットマップ崩れ」は、設定したフォントサイズと、ビットマップデータのフォントサイズが合致しない場合に現れます。しかし、これは簡単な方法で回避することができます。
12 pt のテキスト例 (400% 拡大) → ビットマップ崩れの例 (400% 拡大)

[文字] パネルを表示する

オプションバーで、[文字パネルと段落パネルの切り替え] をクリックします。
[文字パネルと段落パネルの切り替え] をクリック
[文字パネルと段落パネルの切り替え] をクリック
すると、[文字] パネルが表示されます。
[文字] パネルを表示
[文字] パネルを表示
ビットマップ崩れに注意!
大きく文字の形が崩れているとひと目で気付きますが、ドットがひとつ、ふたつ欠けていたりすることもあるので注意が必要です。ビットマップ崩れは、使用するフォントの種類やサイズによって変化します。

水平比率を変更する

[文字] パネルの [水平比率] を確認します。
[水平比率] に「101%」を入力します。
[文字] パネルの初期設定 → [水平比率] に「101%」を入力
すると、ビットマップ崩れを回避することができます。
ビットマップ崩れの例 → ビットマップ崩れが回避できた
ビットマップ崩れの原因は不明?
[水平比率] を変更するだけで、ビットマップ崩れは簡単に回避できます。「101%」の設定で変化がない場合は、「99%」、または「102%」を試してください。[水平比率]にこれらの数値を設定しても、少量なのでビットマップの比率は変わりません。
「101%」から「100%」に設定を変更しても、文字の形が正常に保たれる場合もあります。テキストレイヤーをコピーしたり、描画色や背景色を変更すると、文字の形が崩れる場合もあります。原因はわかりません。いずれにせよ、微妙な設定で変わるものなので、気をつけてください。

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