【Photoshop基本操作】[イメージプロセッサー] は、アクションを必要としないファイル変換に特化した機能です。JPEG、PSD、TIFF の3つのファイル形式が同時に自動処理できます。たとえば、画像のサイズを変更し、オリジナルサイズとサムネールを同時に作成することができます。
アクションがいらない!
自動処理にはアクションがつきものですが、この [イメージプロセッサー] は、アクションを必要としません。なので、アクション設定が高いハードルになっている人には、気軽に自動処理を体感できる貴重な機能ですね。
詳細な設定は行えませんが、とにかく、Raw データを現像したい場合や、サムネール画像を出力したい場合など、シンプルなファイル変換なら十分威力を発揮します。
ファイル形式の変換を自動化する
これから行う [イメージプロセッサー] を利用した自動処理は、Raw データの現像、ファイル形式の変換、画像サイズの変更を同時に行うものです。異なるファイル形式が3つまで設定できるので、用途に合わせた画像出力が簡単に自動化できます。

Raw データから3つのファイル形式を同時に出力する
画像フォルダーを選択する
[ファイル] メニューから、[スクリプト] → [イメージプロセッサー] を選択します。[イメージプロセッサー] ダイアログで、[処理する画像を選択] セクションの [フォルダーを選択] の前にあるラジオボタンをクリックします。
![[イメージプロセッサー] ダイアログ・処理する画像を選択](https://psgips.net/wp-content/uploads/2016/02/p283c_1_02.png)
[イメージプロセッサー] ダイアログ・処理する画像を選択
[フォルダーを選択] をクリックします。
![[フォルダーを選択] をクリック](https://psgips.net/wp-content/uploads/2016/02/p283c_1_03.png)
[フォルダーを選択] をクリック
ソースフォルダーを選択
[ソースフォルダーを選択] ダイアログで、ファイル変換する画像ファイルのフォルダーを選択します。
[開く] をクリックをクリックします。
![[ソースフォルダーを選択] ダイアログ](https://psgips.net/wp-content/uploads/2016/02/p283c_1_04.png)
[ソースフォルダーを選択] ダイアログ
Raw データの場合
[設定を適用する前に画像を開く] にチェックマークを入れると、Camera Raw ファイルを処理する場合、[Camera Raw] ダイアログを開き、同じ設定を残りの画像に適用します。チェックマークを外しておくと、[Camera Raw] ダイアログを開かず、初期設定が適用されます。
![[設定を適用する前に画像を開く] を有効](https://psgips.net/wp-content/uploads/2016/02/p283c_1_05.png)
[設定を適用する前に画像を開く] を有効