基本がわかる!新規画像の作成方法

基本がわかる!新規ドキュメントの作成・CC 2015(従来型)【1】プリセットで作成する

【Photoshop基本操作】[新規]コマンドとは、「新しいドキュメント」を作成するためのコマンドです。新しいドキュメントとは、絵を描く前に用意する白いカンバスのようなもの。[新規]ダイアログでは、ファイル名や画像サイズ、解像度などを設定します。


プリセットを活用しよう!
新規ドキュメントは「白いカンバス」です。でも、どんなサイズが適用なのか、初級ユーザーの方は戸惑うことも多いでしょう。そんなときは、あらかじめ用意されている「プリセット」を活用しましょう。プリセットなら、作業に応じたカラーモードや解像度も合わせて設定してくれるので安心です。
      

プリセットとサイズですばやく作成する

[プリセット]には、あらかじめ設定されたドキュメントサイズが用意されていて、大まかな用途を選ぶメニューが表示されます。[サイズ]には、各用途から分けられたサイズがメニュー表示され、それぞれの用途に応じて、単位や解像度などが自動的に設定されます。
[新規]ダイアログを表示する
[ファイル]メニューから、[新規]を選択します。すると、新規ドキュメントの設定が行える[新規]ダイアログが表示されます。[ファイル名]は、保存時でも設定できます。
[新規]ダイアログ・[プリセット]を設定
[新規]ダイアログ
[ファイル]→[新規]
ショートカットキー:[command(Ctrl)]+[N]
[プリセット]を設定する
[新規]ダイアログで、[ドキュメントの種類]メニューから、任意のプリセット名を選択します。
[新規]ダイアログ・[プリセット]を設定
プリセット名を選択
ここでは、[ドキュメントの種類]に[日本標準用紙]を選択しました。
[サイズ]を設定する
[サイズ]メニューから、任意のサイズ名を選択します。
[新規]ダイアログ・[サイズ]を設定
[新規]ダイアログ
[新規]ダイアログ・[サイズ]を設定
サイズ名を選択
ここでは、[サイズ]に[A3]を選択しました。
内容を確認して実行する
設定内容を確認して、[OK]をクリックします。
[新規]ダイアログ・設定内容を確認
[新規]ダイアログ
設定した[ドキュメントの種類]と[サイズ]に応じて、単位や解像度なども自動的に設定されます。
標準用紙と解像度
たとえば、プリセットに[日本標準用紙]-[A3]を選択すると、解像度は 300 pixel/inch に設定されます。これは一般的(欧米の?)なプリント出力の解像度で、[US 標準用紙]を選択しても、[写真]を選択しても同じ解像度が設定されます。日本における商業印刷の一般的な解像度は、350 pixel/inch とされていますから、混同しないように注意してください。
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標準ドキュメントとアートボードの違い

Photoshop CC 2015 から、アートボード機能が加わり、プリセット[Web]には、カンバスに変わりアートボードが設定されています。アートボードとは、作業領域を示すもので、複数のページをひとつのドキュメントに束ねるようなこともできます。異なるサイズのアートボードも同時に並べて表示できるので、使い方や便利さの幅は広がります。基本的なしくみや操作は、カンバスを[背景]とした標準ドキュメントと同じですが、[レイヤー]パネルの表示が異なるので注意しましょう。

[Photoshop 初期設定](標準ドキュメント)

プリセットの[Photoshop 初期設定]は、[幅:180.59 mm][高さ:180.59 mm][解像度:300 pixel/inch]で、Photoshop の「伝統的」なスタンダードサイズであった[幅:512 pixel][高さ:512 pixel][解像度:72 pixel/inch]を mm 単位に変換し、解像度を 300 pixel/inch にアップしたものです。なぜこのサイズになったかは不明? 標準ドキュメントと Web 用アートボードとの棲み分けから、高解像度化されたものと思われます。主に印刷用のドキュメントを作成する場合に用います。
[新規]ダイアログ・[Photoshop 初期設定]
[新規]ダイアログ
[Photoshop]操作パネル・[Photoshop 初期設定]
[Photoshop]操作パネル
[Photoshop 初期設定]でドキュメントを作成すると、カンバスを[背景]とした標準ドキュメントが表示されます。[背景]は、作成する画像の領域(印刷用紙の領域)を示すもので、たとえば、これより大きな画像をレイヤーとして配置した場合、カンバス外にはみ出した画像データは保持されますが、ドキュメントには表示されません。
[レイヤー]パネル・[Photoshop 初期設定]
[レイヤー]パネル(標準ドキュメント)

[Web]-[Web 一般 (1366,768)](アートボード)

プリセットの[Web]-[Web 一般 (1366,768)]は、[幅:1366 pixel][高さ:768 pixel][解像度:72 pixel/inch]で、16:9の画面アスペクト比を持つ、ハイビジョン・ワイドテレビなどのサイズ(フルワイド XGA、FWXGA)です。[Web]に含まれるプリセットは、標準ドキュメントと異なり、作業領域を示すアートボードのサイズで作成されます。
[新規]ダイアログ・[Web]-[Web 一般 (1366,768)]
[新規]ダイアログ
[Photoshop]操作パネル・[Web]-[Web 一般 (1366,768)]
[Photoshop]操作パネル
[Web]-[Web 一般 (1366,768)]でドキュメントを作成すると、アートボードの領域(Web スクリーンの領域)を示すドキュメントが表示されます。標準ドキュメントの[背景]はなく、初期設定で[レイヤー 1]が作成され、その[レイヤー 1]を格納した[アートボード 1]で、作業領域が設定されます。アートボードの機能を標準ドキュメントで例えるなら、レイヤーマスクを追加した[グループ]のようなものが、ドキュメント全体を覆っているカンジです。
[レイヤー]パネル・[Web]-[Web 一般 (1366,768)]
[レイヤー]パネル(アートボード)
プリセットの[クリップボード]とは?
直前にコピーした画像の大きさを自動的に設定します。たとえば、現在開いている画像と同じサイズの新規画像を作成したい場合は、その画像サイズがわからなくても、すべてを選択してコピーした後、[新規]ダイアログを表示させれば、自動的に[クリップボード]を選択、画像サイズの数値が設定されています。クリップボードは、新規画像を作成するときの時短技としもよく使います。
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