【テクスチャ】ゼロからつくる!赤錆びた縞鋼板

ゼロからつくる!
赤錆びた縞鋼板

モノクロ画像を着色する

ベースの雲模様に、粗いノイズを加えることができたら、モノクロ画像のテクスチャに色をつけます。目指す着色は、錆色と補色を組み合わせた、少し概念的な設定です。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ レイヤー 1 ] を選択します。
[ 調整レイヤーを新規作成 ] をクリックし、メニューから [ グラデーションマップ ] を選択して、[ グラデーションマップ 1 ] を作成します。
[ グラデーションマップ 1 ] を作成
グラデーションマップとは?
[ グラデーションマップ ] とは、画像の階調 ( グレースケール ) に応じて色を付けられる機能で、詳細な色の指定は、[ グラデーションエディター ] で行います。

グラデーションを設定

[ グラデーションマップ ] に設定するグラデーションは、赤錆びた縞鋼板のベースになる、大変重要な色の設定です。
【操作方法】
[ 属性 (プロパティ) ] パネルで、[ クリッピングマスクを作成 ] をクリックします。
[ クリックでグラデーションを編集 ] をクリックして、[ グラデーションエディター ] ダイアログを表示します。
[ クリックでグラデーションを編集 ] をクリック
クリッピングマスクとは?
[ クリッピングマスクを作成 ] を設定すると、背面以外のレイヤーに影響を及ぼさない、レイヤー (塗りつぶしまたは調整レイヤーを含む) を作成することができます。
[ グラデーションエディター ] ダイアログで、図のようなグラデーションを作成します。設定値は以下のとおりです。
[ グラデーションエディター ] を設定
【設定値】
[ 位置 : 0 % ] [ 不透明度 : 100 % ]
[ 位置 : 100 % ] [ 不透明度 : 100 % ]
[ 位置 : 0 % ] [ カラー : H : 0° / S : 65 % / B : 55 % ]
[ 位置 : 25 % ] [ カラー : H : 20° / S : 60 % / B : 60 % ]
[ 位置 : 50 % ] [ カラー : H : 12° / S : 60 % / B : 60 % ]
[ 位置 : 75 % ] [ カラー : H : 210° / S : 25 % / B : 75 % ]
[ 位置 : 100 % ] [ カラー : H : 0° / S : 0 % / B : 100 % ]
モノクロ画像に着色することができました。
[ グラデーションマップ ] で着色
補色の斑点模様?
[ グラデーションマップ ] での着色は、この段階で完成を目指すのではなく、完成を予測した概念的な設定にしておきます。すべての階調で、さまざまな色が設定できているかを優先させます。[ グラデーションマップ ] は、後で調整することができます。
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雲模様を複雑にする設定

[ 雲模様 1 ] で生成した雲模様に、[ 雲模様 2 ] を適用すると、予期せぬ模様が生成されます。フィルターを再実行することにより、最適な模様を作り出しましょう。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ レイヤー 1 ] を選択します。
[ レイヤー 1 ] を選択
[ フィルター ] メニューから、[ 描画 ] – [ 雲模様 2 ] を選択します。[ 雲模様 2 ] を再実行して、最適な模様を決定します。フィルターの再実行 : [ control ( Alt ) ] + [ command ( Ctrl ) ] + [ F ]
フィルターの再実行
効果を組み合わせる
[ 雲模様 2 ] の再実行で、生成される模様は次々に変化しますが、ある程度の適用回数が過ぎると、濃淡がフラットになっていく傾向があります。[ レイヤー ] パネルで、[ 雲模様 2 ] の効果を非表示にして、最適な模様を選ぶこともできます。
[ 雲模様 2 ] の効果を非表示
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