基本がわかる！
ツールの種類と使い方
[ CHAPTER-01 ]
[ CHAPTER-02 ]
[ CHAPTER-03 ]
[ CHAPTER-04 ]
[ CHAPTER-05 ]
選択系ツール
選択系ツールとは、個別のオブジェクトやカラーの選択、画像の領域を部分的に選択するツールのグループです。最も、使用頻度が高いツールグループであると言えます。そのため、ショートカットキーと合わせて覚えておくと、作業の効率化が図れます。
移動ツール
ショートカットキー : [ V ]
レイヤーのオブジェクトを移動したり、選択範囲内の画像を移動するときに使用します。[ shift ] + ドラッグで水平・垂直に移動することもできます。
アートボードツール
ショートカットキー : [ V ]
オプションバーで、アートボードのサイズを変更したり、[ 新しいアートボードを追加 ] で、ドキュメン内に新しいアートボードを追加できます。
Photoshop CC 2015 〜
長方形選択ツール
ショートカットキー : [ M ]
ドラッグした範囲内に四角形の選択範囲を作成します。[ shift ] + ドラッグで正方形、[ option ( Alt ) ] + ドラッグで中心から開始する選択範囲が作成できます。
楕円形選択ツール
ショートカットキー : [ M ]
ドラッグした範囲内に円形の選択範囲を作成します。[ shift ] + ドラッグで正円、[ option ( Alt ) ] + ドラッグで中心から開始する選択範囲が作成できます。
一行選択ツール
クリックした個所に、高さ 1 pixel、横一行の選択範囲を作成します。
一列選択ツール
クリックした個所に、幅 1 pixel、縦一列の選択範囲を作成します。
なげなわツール
ショートカットキー : [ L ]
ドラッグした形に選択範囲を作成します。ドラッグを始める開始点とマウスボタンを離した終了点は直線で結ばれます。
多角形選択ツール
ショートカットキー : [ L ]
クリックした点と点をつないで、直線で構成される多角形の選択範囲を作成します。選択範囲の終了点は開始点に戻りクリックします。
マグネット選択ツール
ショートカットキー : [ L ]
ドラッグした個所を自動的に感知して、オブジェクトの境界線に選択範囲を作成します。オプションバーで [ ぼかし ]、[ アンチエイリアス ] などを設定できます。
選択ブラシツール
ショートカットキー : [ L ]
ブラシで塗りつぶしたオーバーレイ領域を、そのままマスク領域として追加できます。オプションによって、ブラシ先端の直径、硬さの調整、選択範囲の追加/削除が可能です。
Photoshop 2024 〜
クイック選択ツール
ショートカットキー : [ W ]
選択したい画像の上を大まかにドラッグして、自動的に選択範囲を作成します。オプションバーの [ 選択範囲に追加 ]、[ 現在の選択範囲から一部削除 ] で選択範囲の編集ができます。
オブジェクト選択ツール
ショートカットキー : [ W ]
人工知能と機械学習を統合した「 Adobe Sensei 」を搭載したツールです。オブジェクト領域を、[ 長方形 ]、または、[ なげなわ ] から大まかにドラッグするだけで、境界線が自動検出されます。
Photoshop 2020 〜
自動選択ツール
ショートカットキー : [ W ]
クリックしたピクセルの近似色を判断して、自動的に選択範囲を作成します。オプションバーの [ 隣接 ] のチェックを外すと、画像全体の近似色が選択できます。
切り抜きツール
ショートカットキー : [ C ]
ドラッグした範囲内を四角形に切り抜き、回転や変形などを同時に行う機能を持っています。[ 角度補正 ] オプションは、画像上をドラッグしてに基準線を引き角度を補正します。
遠近法の切り抜きツール
ショートカットキー : [ C ]
変形したオブジェクトの四辺を水平垂直に補正して遠近感を取り除きます。ドラッグしてバウンディングボックスを作成して、コーナーハンドルをオブジェクトに合わせ確定します。
スライスツール
ショートカットキー : [ C ]
ドラッグした範囲内にスライスを作成します。作成したスライスの領域で Web 用画像を分割して、個別の最適化したファイルとして保存します。
スライス選択ツール
ショートカットキー : [ C ]
クリックしてスライスを選択します。選択したスライスはユーザー定義スライスに変更でき、ドラッグして移動、ハンドルをドラッグしてサイズを変更します。
フレームツール
ショートカットキー : [ K ]
画像を簡単にマスクすることができます。シェイプ、または、テキストをフレームに変換して、ドラッグ＆ドロップで再編集可能な画像を埋め込むことができます。
Photoshop CC 2019 〜
スポイトツール
ショートカットキー : [ I ]
クリックした個所のピクセルから色を抽出して、描画色や背景色に設定します。サンプリングの対称となるのは画像内のほか、[ スウォッチ ] などのカラーチップも可能です。
3Dマテリアルスポイトツール
ショートカットキー : [ I ]
3Dマテリアルの色をクリックして抽出して、[ 3Dマテリアルドロップツール ]、[ 塗りつぶしツール ] に読み込むことができます。
Photoshop CS6 Extended 〜
カラーサンプラーツール
ショートカットキー : [ I ]
クリックした４つまでの個所に、[情報] パネルで色情報が確認できるカラーサンプラーを作成します。[ command ( Ctrl ) ] + ドラッグで移動、[ option ( Alt ) ] + クリックで削除できます。
ものさしツール
ショートカットキー : [ I ]
ドラッグした開始点から終了点までの距離を測定します。測定した数値は [ 情報 ] パネルの W ( 幅 ) と H ( 高さ ) の座標で表示されます。
注釈ツール
ショートカットキー : [ I ]
クリックした複数の個所に注釈ラベルを作成します。オプションバーで [ 作成者 ]、[ 注釈カラー ] を設定して、[注釈] パネルで文字を入力します。
カウントツール
ショートカットキー : [ I ]
画像内にある複数のオブジェクトにカウントマーカーを付け、カウント数を記録したり計測することができます。
Photoshop CS6 Extended 〜
よく使う選択系ツール！
「選択系ツール」のグループは、[ ツール ] パネルの上段にあります。何をするにもまず「選択」ですからね。最もよく使うのは [ 長方形選択ツール ]、[ なげなわツール ]、[ 自動選択ツール ] あたりでしょう。その他のツールは、これを使うと便利とか効率的といったものです。
たとえば、[ 切り抜きツール ] を使わなくても、[ 長方形選択ツール ] で作成した選択範囲で、画像は切り抜けます。[ クイック選択ツール ] よりも、[ 自動選択ツール ] の方が使い勝手がいいです。選択系ツールは、まずこの３つを課題としましょう。
続きは↓下の番号をクリック！
フリーのグラフィックデザイナーです。カタログ、ポスター、パッケージなど様々な分野に携わってきました。