油絵風を生成する
選択範囲の不透明度が設定できたら、油絵風の生成を開始しましょう。詳しいプロンプトを入力すれば、イメージする結果が出やすくなります。プロンプト : テキストの命令文
不透明度を40%に設定
油絵風を生成する
生成を開始
[ 生成塗りつぶし ] の操作は、コンテキストタスクバーで行うと効率的です。プロンプトの入力は、コピー&ペーストでも行えます。
【操作方法】
コンテキストタスクバーで、[ 生成塗りつぶし ] をクリックします。[ 編集 ] – [ 生成塗りつぶし ]
プロンプトに、次のテキストを入力します。現在は日本語に対応しています。
oil painting (油絵) impressionism (印象派) fine art (純粋芸術) portrait (肖像画) smile (笑う) simple illustration (シンプル・イラストレーション) muted colors (落ち着いた色) backlight (逆光)
[ 生成 ] をクリックします。
すると、画像生成が始まります。クラウド処理のため時間がかかります。
画像生成が完了しました。
画像生成が完了すると、生成レイヤーが作成されます。
プロンプトで効率化!
これは、画像生成 AI すべてに言えることですが、結果は出たとこ勝負です。くじ引きのような感覚ですね。そこで、効率化を図るためのプロンプトをいかに作成するか? が課題となるワケです。
しかも、現状は英語のみの対応となっているので、英語が苦手な人 (私) には、さらに敷居が高いです。形容詞、動詞、名詞などを組み合わせてみましょう。現在は日本語に対応しています。
バリエーションを選択
[ 生成塗りつぶし ] は、1回につき、3種類のバリエーションを生成します。プロンプトを変更することも可能です。いろいろ試してみましょう。
【操作方法】
[ プロパティ ] パネルで、[ バリエーション ] を展開します。
生成された3種類の中から、適した画像を選択します。
適した結果が出ない場合は、[ 生成 ] をクリックして、新しいバリエーションを追加します。
[ 生成 ] をクリック1回につき、3種類の新しいバリエーションが追加されます。
画像生成が完了しました。
生成された新しいバリエーションを選択します。
ここでは、元画像の印象に、最も近いバリエーションを選びました。
「生成塗りつぶし」を使って、人物の写真を、油絵風に加工することができました。
最適な生成結果を選ぼう!
バリエーションの追加は、現在、選択中の生成レイヤーから、コンテキストタスクバー、または、[ プロパティ ] の [ 生成 ] をクリックすることで行えます。
作例では、生成の適用量を 40 % に設定しているため、少し写実的なものが多かったです。30 % から 50 % の適用量で、いろいろ試してみてください。
バリエーションを削除
必要のないバリエーションは、削除しておきましょう。サムネールをオンマウスすると表示される、[ ゴミ箱 ] アイコンをクリックします。生成できるバリエーションの上限は、60 種類です。
効果の幅は広い!
プロンプトの「oil painting」は、効果の幅も非常に広いです。たとえば、タッチが少ない、アクリルペイント風の生成結果もありました。
タッチに合わせて、コミック風のユニークな表情を当てはめたり、抽象的な表現では、「笑う」と非対称な「怒り」になったりと、まさに、神出鬼没な生成 AI です。
フリーのグラフィックデザイナーです。カタログ、ポスター、パッケージなど様々な分野に携わってきました。
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