[ ぼかしギャラリー ] による玉ボケの効果は、元画像を書き換えるものです。背景を残して、光だけを玉ボケにしたい場合は、元画像を複製して、玉ボケを合成する手法を取ります。元画像から玉ボケを発生させる合成は、描画モードの切り替えで簡単に行えます。
玉ボケの大きさは、ぼかし度が高いほど大きくなります。最初に設定するのは、画像全体をぼかす [ フィールドぼかし ] です。玉ボケの大きさにしたい半径を目安にしましょう。
【操作方法】
[ フィルター ] メニューから、[ ぼかしギャラリー ] – [ フィールドぼかし ] を選択します。すると、[ ぼかしギャラリー ] 操作パネルが表示されます。
[ ぼかしツール ] パネルで、[ ぼかし ] に [ 120 px ] を入力します。初期設定 : 15 px
すると、画像全体が大きくぼけます。このボケ足が、玉ボケの大きさ (直径) になります。
【操作方法】
[ 効果 ] パネルで、[ 光のボケ ] に [ 50% ] を入力します。初期設定 : 0
[ ボケのカラー ] に [ 100% ] を入力します。初期設定 : 0
[ 光のボケ ] の数値を大きくすると、玉ボケが発生します。[ ボケのカラー ] の数値を大きくすると、玉ボケのカラーが鮮やかになります。
[ 光の範囲 ] は、効果の対象となる、階調領域を調整します。初期設定では、いちばん暗い階調に [ 191 ]、いちばん明るい階調に [ 255 ] が設定されています。
【操作方法】
[ 光の範囲 ] に [ 191 / 205 ] を入力します。初期設定 : 191 / 255
[ 光のボケ ] に [ 65% ] を入力します。暫定値 : 50%
[ ぼかしギャラリー ] を確定します。ぼかしギャラリーを確定 : [ enter ]
[ レイヤー ] パネルで、描画モードに [ スクリーン ] を選択します。