写真をイラスト調に！ポップで丸いドットモザイク

【Photoshop講座】四角いモザイク処理を丸いドットに変えると、キュートでオシャレなポップアートになります。「ドット絵」とも呼ばれるオーソドックスな画像処理ですが、これが意外と難しいのです。細かいドットには干渉する性質があって、意図しない縞模様が現れたりするからです。[ カラーハーフトーン ] と [ モザイク ] を組み合わせて、ポップで丸いドットモザイクを作成しましょう。

これから行う操作は、２つのフィルター機能を使って、丸いドットモザイク (ドット絵) を作成する方法です。Illustrator には、[ モザイクオブジェクトを作成 ] という機能がありますが、残念ながら、Photoshop には搭載されていません。

しかし、Photoshop でも同じ効果を作り出すことができます。使用する機能は、丸いドットが作成できる [ カラーハーフトーン ] と、四角いタイル状に粗くする [ モザイク ] です。この２つの機能から作り出す模様を合成しましょう。

[ カラーハーフトーン ] を適用する対象として、べた塗りした新規レイヤーを作成します。この描画色の明度によって、丸いドットの大きさが変わるので注意してください。

描画色に 75% グレーが設定できたら、新しいレイヤーを作成して塗りつぶしましょう。レイヤーを塗りつぶした後は、適用したフィルターを再編集することができる、スマートオブジェクトに変換します。