【ロゴ】フォントでつくる!3D風の押し出し文字「連続複製で作成する遠近法」【2024】

フォントでつくる!
3D風の押し出し文字

文字を押し出す

3D 風の押し出し文字は、効果を設定した1枚のレイヤーを連続複製することで、ベースの位置から飛び出すように、文字を押し出す「裏技」です。パラメーターなどの設定はなく、ショートカットキーの操作で行うため、手順を間違えないようにしてください。
STEP 4 の状態
文字を押し出す

パスの操作を解除

文字を押し出す連続複製は、[ 変形 ] コマンドの機能です。パスの操作を解除する必要があるため、ここでは、[ 移動ツール ] を選択します。
【操作方法】
[ ツール ] パネルで、[ 移動ツール ] を選択します。
[ 移動ツール ] を選択
文字列のシェイプレイヤーを選択します。
シェイプレイヤーを選択
パスが表示されていないことを確認してください。
パスの非表示を確認
操作モードの確認?
Photoshop は、ビットマップ画像とベクトル画像が扱えます。異なる性質を持つピクセルとパスの操作は、それぞれのツールを選択することで、自動的に操作モードを切り替えています。
しかし、コマンドによる操作では、現在、選択されているツールを見逃しがちになります。特に変形の操作では、描画ピクセルの操作モードと、パスの操作モードがあります。これがややこしい…。
操作モードの切り替えは、これから行う操作に対して影響を与えます。使わなくてもツールを選択する習慣を身に付けましょう。
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移動と拡大を設定

変形のバウンディングボックスは、拡大・縮小や回転などを行う場合に表示します。[ 移動ツール ] が選択されていない場合でも移動ができるほか、複製オプションが含まれている多機能ボックスです。
【操作方法】
変形のバウンディングボックスを表示します。自由変形 : [ command ( Ctrl ) ] + [ T ]
[ ↑ ] キーを1回押して、上方向へ1ピクセル移動します。
変形のバウンディングボックスを表示
オプションバーで、[ 基準点の位置 ] に [ 中央下端 ] をクリックします。
基準点の位置: 中央下端
[ 縦横比を固定 ] を有効にします。
[ 水平比率を設定 ] に [ 100.16% ] を入力します。
左右1pxの拡大率を設定
変形のバウンディングボックス内にある基準点の位置と、左右に1ピクセルの拡大率が設定されていることを確認してください。
変形と基準点の位置を確認
[ enter ] キーを押して、変形を確定します。
変形を確定
操作モードの確認?
Photoshop は、ビットマップ画像とベクトル画像が扱えます。異なる性質を持つピクセルとパスの操作は、それぞれのツールを選択することで、自動的に操作モードを切り替えています。
しかし、コマンドによる操作では、現在、選択されているツールを見逃しがちになります。特に変形の操作では、描画ピクセルの操作モードと、パスの操作モードがあります。これがややこしい…。
操作モードの切り替えは、これから行う操作に対して影響を与えます。使わなくてもツールを選択する習慣を身に付けましょう。

変形と複製を再実行

移動と拡大を1ステップとした変形と、レイヤーの複製を同時に行います。この操作は、[ 変形 ] コマンドの機能で、ショートカットキーで再実行します。
【操作方法】
[ shift ] + [ option ( Alt ) ] + [ command ( Ctrl ) ] + [ T ] キーを押します。変形の再実行は、3つのキーに加えて、[ T ] キーを押したときに実行されます。
変形と複製を再実行
文字列のシェイプレイヤーが、複製されていることを確認してください。
レイヤーの複製を確認
文字を押し出す連続複製ができました。
文字を押し出す連続複製ができた
連続複製の回数は?
ここでは、レイヤーの複製を28回行いました。基準点の位置を中央下端に設定して、左右1ピクセルの拡大と、上方向に1ピクセルの移動を連続複製したため、押し出しの距離は 28 px だということになります。
ベースの文字によって、適正回数は異なります。28回以上でも以下でもかまいません。1ピクセルの移動を設定している条件では、複製の回数がそのまま、押し出し距離として反映されます。
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