[ カラーバランス ] で、色調を合わせることができたら、画像の境界線を生成しましょう。ふたつの画像を合成する境界線には、水槽から見たような水の断面を生成します。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ ニューヨーク ] を選択します。
[ ツール ] パネルで、[ 長方形選択ツール ] を選択します。
生成範囲を多く取る!
「生成塗りつぶし」は、選択範囲内で生成します。その形状に明確な答えはありませんが、傾向として、オブジェクトが小さく生成されるようです。
そのため、生成範囲は、想像している領域より、多く取ることがコツになります。ここでは、波の振幅を抑えたいという意図があり、その軌跡を想定して、選択範囲の高さを決定しました。
【操作方法】
コンテキストタスクバーで、[ 生成塗りつぶし ] をクリックします。[ 編集 ] – [ 生成塗りつぶし ]
プロンプトに、次のテキストを入力します。現在は日本語に対応しています。
water cross-section (水の断面) wave (波)
[ 生成 ] をクリックします。
すると、画像生成が始まります。クラウド処理のため時間がかかります。
画像生成が完了すると、生成レイヤーが作成されます。
プロンプトで効率化!
これは、画像生成 AI すべてに言えることですが、結果は出たとこ勝負です。くじ引きのような感覚ですね。そこで、効率化を図るためのプロンプトをいかに作成するか? が課題となるワケです。
しかも、現状は英語のみの対応となっているので、英語が苦手な人 (私) には、さらに敷居が高いです。形容詞、動詞、名詞などを組み合わせてみましょう。現在は日本語に対応しています。
【操作方法】
[ プロパティ ] パネルで、[ バリエーション ] を展開します。
生成された3種類の中から、適した画像を選択します。
適した結果が出ない場合は、[ 生成 ] をクリックして、新しいバリエーションを追加します。
[ 生成 ] をクリック1回につき、3種類の新しいバリエーションが追加されます。クラウド処理のため時間がかかります。
ここでは、形状を優先して、質感とのバランスが取れたバリエーションを選びました。
「生成塗りつぶし」を使って、ふたつの画像を一瞬で合成することができました。