【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ 調整レイヤーを新規作成 ] をクリックし、 メニューから [ レベル補正 ] を選択して、[ レベル補正 1 ] を作成します。
[ チャンネル : レッド ] は、シャドウ点から 32 レベルまでを削り、暗い部分を底上げして明るくします。中間点をシャドウ側に寄せて、シアンの影響を少なくします。
【操作方法】
[ プロパティ ] パネルで、[ チャンネル ] に [ レッド ] を選択します。
[ 入力レベル ] に [ 0 / 1.25 / 255 ] を入力します。
[ 出力レベル ] に [ 32 / 255 ] を入力します。
【操作方法】
[ チャンネル ] に [ グリーン ] を選択します。
[ 入力レベル ] に [ 0 / 1.50 / 255 ] を入力します。
[ 出力レベル ] に [ 32 / 255 ] を入力します。
【操作方法】
[ チャンネル ] に [ ブルー ] を選択します。
[ 入力レベル ] に [ 0 / 2.00 / 255 ] を入力します。
[ 出力レベル ] に [ 32 / 255 ] を入力します。
オープンカーの写真を、テクニカル・イラストレーション風に、加工することができました。
写真の生っぽさを軽減
色のバランスは、RGB 各チャンネルに、異なる設定をすることで行います。作例では、元画像の色調補正が不要な状態 (適した色調) です。そのため、[ 入力レベル ] の中間点のみを操作しています。
イラスト調の共通したポイントである、影を明るくフラットな印象にするには、[ 出力レベル ] のシャドウ点を浅く取ります。これらの組み合わせで、写真の生っぽさを軽減させます。