【テクスチャ】ゼロからつくる!筋入りクラフト紙「繊細でレトロなハトロン紙」

ゼロからつくる!
筋入りクラフト紙

反射光を加える

筋入りクラフト紙のテクスチャを背景に使用する場合など、その空間の臨場感を演出したいときには、表面に少しだけ反射光を取り入れるいいでしょう。[ グラデーション ] 塗りつぶしレイヤーを使用すると、作成後も編集可能なグラデーションが簡単に設定できます。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ 塗りつぶしレイヤーを新規作成 ] をクリックし、メニューから、[ グラデーション ] を選択して、[ グラデーション 1 ] を作成します。
[ グラデーション 1 ] を作成
[ グラデーションで塗りつぶし ] ダイアログで、[ クリックでグラデーションピッカーを開く ] をクリックして、[ 描画色から背景色 ] を選択します。
[ 描画色から背景色 ] を選択
[ スタイル ] に [ 線形 ] を選択します。[ 角度 ] に [ 120 ]°、[ 比率 ] に [ 153 ] % を入力して、[ OK ] をクリックします。
[ グラデーションで塗りつぶし ] を設定
グラデーションの角度と比率が設定できました。
グラデーションの角度と比率を設定
グラデーションの幅を調整
[ 比率 ] では、グラデーションの階調幅をコントロールできます。階調幅を狭くするほど、光沢感が増します。階調幅を広くするほど、フラットな印象になります。
[ レイヤー ] パネルで、描画モードに [ オーバーレイ ] を選択します。
[ 不透明度 ] に [ 25 ] % を入力します。
[ 不透明度 ] で反射光の明るさを調整
細い縞模様と紙のたわみを表現した、筋入りクラフト紙のテクスチャが完成しました。
筋入りクラフト紙のテクスチャが完成
透けて見える効果も兼ねる
通常の反射光は「跳ね返す光」ですが、筋入りクラフト紙のような薄い紙では、光が透けて吸収して、全体の彩度が高くなる傾向が見られます。
反射光の明暗は、描画モード [ オーバーレイ ] の特性を活かせます。合成色に黒から白へ変化するグラデーションを適用すると、彩度を高くしながら、明るい部分と暗い部分が作り出せます。
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