写真をイラスト調に!カラフルなアメリカン・ポップアート風

写真をイラスト調に!
カラフルなアメリカン・ポップアート風

階調に色をつける

[ グラデーションマップ ] は、グレースケールの階調に対して、詳細なカラーを設定することができます。ここでは、エッジ、人物の肌、ハイライト、背景の4つにポイントを置いて、適切な位置を設定しましょう。
【操作方法】
[ イメージ ] メニューから、[ 色調補正 ] – [ グラデーションマップ ] を選択します。[ グラデーションマップ ] ダイアログで、[ クリックでグラデーションを編集 ] をクリックして、[ グラデーションエディター ] ダイアログを表示します。
[ クリックでグラデーションを編集 ] をクリック
[ グラデーションエディター ] ダイアログで、グラデーションを設定して、[ OK ] をクリックします。
[ グラデーションエディター ] を設定
【設定値】
[ 位置 : 0 % ] [ 不透明度 : 100 % ]
[ 位置 : 100 % ] [ 不透明度 : 100 % ]
[ 位置 : 0 % ] [ カラー : H : 240°/ S : 67 % / B : 60 % ]
[ 位置 : 50 % ] [ カラー : H : 320°/ S : 75 % / B : 80 % ]
[ 位置 : 95 % ] [ カラー : H : 0°/ S : 0 % / B : 100 % ]
[ 位置 : 100 % ] [ カラー : H : 60°/ S : 80 % / B : 100 % ]
[ グラデーションマップ ] ダイアログで、[ OK ] をクリックします。
[ OK ] をクリック
各階調層に色をつけることができた
カラー設定のコツ!
[ グラデーションマップ ] は、対象画像の階調に対してカラーが設定できる機能です。カラー画像をモノクロに変換して、「明るさの違い」である階調の位置を百分率で設定します。
作例では、いちばん暗い [ 位置 : 0% ] を線、いちばん明るい [ 位置 : 100% ] を背景として、中間調の [ 位置 : 50% ] に全体の色調を設定しています。
[ 位置 : 100% ] に背景を割り当てているので、ハイライト点はそれよりも少し後退させた [ 位置 : 95% ] に設定しているところがポイントとなります。ハイライト点の位置を調整することで、コントラストを強くすることができます。
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