【操作方法】
[ シーン ] パネルで、[ 環境 ] – [ 環境光 ] を選択します。
[ プロパティ ] パネルを展開します。すると、光源の方向や強さ、映り込み効果の画像がデフォルト設定されています。
[ 強度 ] に [ 100% ]、[ 回転 ] に [ 45°] を入力します。
ハイライトを演出する
[ 環境光 ] の初期設定は、[ 回転 ] に [ 0°] が設定されています。つまり、オブジェクトに向けるカメラが起点とされているので、正面からの拡散光です。
作例のドリンクカップでは、フタの部分にできるハイライトが印象的です。そのため、それが正面だとつまらないですね。ハイライトを右側に移動するため、[ 回転 ] に [ 45°] を設定しました。
光源には色が存在します。概念的には、色温度と呼ばれる光の色を参考にします。太陽光を白色 (光源の最も明るい色) とするなら、影に拡散する環境光は、青色に近付いていきます。
【操作方法】
[ プロパティ ] パネルで、[ 彩色 ] を有効にします。
[ 彩色 ] ボックスをクリックします。すると、[ 環境光 ] の色が設定できる [ カラーピッカー ] ダイアログが表示されます。
[ カラーピッカー ] ダイアログで、[ カラー ] を選択します。
カラーモデルに [ HSV ] を選択して、色相に [ 230 ]、彩度に [ 10 ]、明度に [ 100 ] を入力します。
[ 環境 ] – [ 環境光 ] を設定することができました。