3D 空間の接地面は、「透明シート」のようなものです。接地面に影響するのは、ドロップシャドウや映り込みなどで、これらは接地面の状態により変化しないと、最終的なレンダリングにおいてリアルな効果が発揮できません。背景画像に合わせた接地面の設定を行いましょう。
ドロップシャドウや映り込みなどは、[ グランドプレーン ] というパネルで設定します。対象となる部分は、ドリンクカップの底が接地している、テーブルに落ちた影と映り込みです。
【操作方法】
[ シーン ] パネルで、[ 環境 ] を選択します。
[ グランドプレーン ] パネルを展開します。すると、接地面のドロップシャドウや映り込みがデフォルト設定されています。
[ シャドウの不透明度 ] に [ 75% ]、[ 反射の不透明度 ] に [ 20% ]、[ 反射の粗さ ] に [ 20% ] を入力します。
接地面にドロップシャドウや映り込みの効果をつけることができました。