レイヤースタイルの中にあって、ひときわ異才を放つ効果が [ サテン ] です。ガラスの質感などで活用されています。その2つの画像が重なり合う仕組みを利用して、幾何学模様を作成しましょう。
【操作方法】
[ レイヤースタイル ] ダイアログで、[ レイヤースタイルを追加 ] メニューから、[ サテン ] をクリックします。
[ 描画モード ] に [ 差の絶対値 ] を選択して、[ 効果のカラーを設定 ] に [ ホワイト ] を設定します。[ 角度 ] に [ 19 ]°、[ 距離 ] に [ 40 ] px、[ サイズ ] に [ 0 ] px を入力します。
すべての項目が設定できたら、[ OK ] をクリックします。
文字形を利用した効果
[ サテン ] の効果は、ベースの文字形を利用した効果です。[ グラデーションオーバーレイ ] による基本色と、[ サテン ] による合成色が、描画モード [ 差の絶対値 ] によって、幾何学模様を作り出しています。
作例の効果は、[ サテン ] の [ 距離 ] を変更することで、ベースの文字形の位置を調整することができます。[ 角度 ] は、文字形が移動する角度を示しています。
【操作方法】
[ レイヤー ] メニューから、[ レイヤースタイル ] – [ レイヤースタイルをコピー ] を選択します。
[ レイヤー ] パネルで、テキストレイヤー [ JACKS ] を表示して選択します。
[ レイヤー ] メニューから、[ レイヤースタイル ] – [ レイヤースタイルをペースト ] を選択します。
コピー&ペーストしたレイヤースタイルの効果は、その効果を元に、再編集することができます。グラデーションの方向を逆にして、[ サテン ] の描画モードを変更しましょう。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ 効果 ] の [ グラデーションオーバーレイ ] をダブルクリックして、[ レイヤースタイル ] ダイアログを表示します。
[ レイヤースタイル ] ダイアログで、[ グラデーション ] の [ 逆方向 ] を無効にします。
[ レイヤースタイルを追加 ] メニューから、[ サテン ] をクリックして選択します。
[ 構造 ] セクションの [ 描画モード ] に [ オーバーレイ ] を選択します。
すべての設定ができたら、[ OK ] をクリックします。