写真を加工する!モノクロ画像のカラー化 「ニューラルフィルター2021ベータ版」

トビ色の瞳に着色する

瞳の着色は極めて重要です。それは生き生きとした躍動感や、研ぎ澄まされた感性など、その人のパーソナリティを表現するポイントだからです。瞳の煌めきを維持しながらトビ色に着色してみましょう。
[ なげなわツール ] で、瞳の大まかな領域を選択します。
瞳の大まかな領域を選択
[ レイヤー ] パネルで、[ 塗りつぶしレイヤーを新規作成 ] をクリックし、メニューから [ べた塗り ] を選択して、[ べた塗り 1 ] を作成します。
[ べた塗り 1 ] を作成
[ カラーピッカー ] ダイアログで、瞳のカラーを設定して、[ OK ] をクリックします。
[ カラーピッカー ] を設定
[ プロパティ ] パネルで、[ 濃度 ] に [ 60% ]、[ ぼかし ] に [ 4.0 px ] を入力します。
[ レイヤー ] パネルで、描画モードに [ オーバーレイ ] を選択します。
描画モードに [ オーバーレイ ] を選択
トビ色の瞳に着色することができました。
トビ色の瞳に着色することができた
モノクロ画像のカラー化が完成しました。
モノクロ画像のカラー化
人工着色のコツ!
[ カラー化 ] は AI まかせですが、手動で着色するテクニックを持っていれば、さらに完成度はアップします。モノクロ画像にカラーを塗り重ねるうえでポイントとなるのは、描画モードの [ オーバーレイ ] です。
[ オーバーレイ ] は、基本色に 50% グレーを合成しても影響しない特性があり、50% グレーを境界として、明るいカラーはより明るく、暗いカラーはより暗い結果色となります。つまり、塗り重ねるカラーは、50% グレーと同じくらいの明度を持つカラーが適切となるワケです。
革命をもたらす新機能!
Photoshop (Beta) の新機能「生成塗りつぶし (ジェネレーティブ塗りつぶし) 」は、画像生成 AI「Adobe Firefly (Beta)」の機能を、そのままコンテンツ内で使用できるようにしたものです。これまで、何時間もかかったような画像の修正や加工作業が、ほんの数分で仕上げることができます。しかも、驚くようなクオリティです。
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