レイヤーマスクによって、ラスタライズされた文字列は、入力したフォントの形状そのままです。フィルターの効果は、ピクセルレイヤーに適用することができます。つまり、レイヤーマスクにも、フィルターが適用できます。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ べた塗り 1 ] レイヤーマスクサムネールを [ option ( Alt ) ] キーを押しながらクリックします。レイヤーマスクモードへ切り替え
すると、ドキュメントが通常表示の画像描画モードから、レイヤーマスクモードに切り替わります。
【操作方法】
[ フィルター ] メニューから、[ フィルターギャラリー ] を選択します。[ フィルターギャラリー ] 操作パネルで、[ ブラシストローク ] – [ はね ] を選択します。
[ はね ] ダイアログで、[ スプレー半径 ] に [ 3 ]、[ 滑らかさ ] に [ 5 ] を入力して、[ OK ] をクリックします。
[ はね ] フィルターで、文字のエッジが崩せたら、ザラザラした粗い粒子を加えましょう。[ メゾティント ] フィルターは、白黒の際立ったドットが適用されます。
【操作方法】
[ フィルター ] メニューから、[ ピクセレート ] – [ メゾティント ] を選択します。[ メゾティント ] ダイアログで、[ 種類 ] に [ 標準ドット ] を選択して、[ OK ] をクリックします。
続いて、[ 編集 ] メニューから、[「メゾティント」をフェード ] を選択します。[ フェード ] ダイアログで、[ 描画モード ] に [ 乗算 ] を選択して、[ OK ] をクリックします。
画像全体に描画された粒子が、[ フェード ] – [ 乗算 ] により、文字列の白い部分だけに適用されました。
[ フィルター ] メニューから、[ ぼかし ] – [ ぼかし ] を選択して、際立った粒子を緩和させます。
レイヤーマスクモードでの作業が完了したら、通常の画像描画モードに切り替えましょう。描画モードを [ スクリーン ] に設定すると、文字列の塗りの領域が明るくなります。
【操作方法】
[ レイヤー ] パネルで、[ べた塗り 1 ] をクリックして、レイヤーマスクモードから、画像描画モードに切り替えます。画像描画モードへ切り替え
画像描画モードに切り替えると、レイヤーマスクの編集が反映されています。
[ レイヤー ] パネルで、描画モードに [ スクリーン ] を選択します。
背景画像の明るい部分と重なる、文字列の塗りの領域が明るくなりました。